naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

元上司の訃報

13日(水)、出張で金沢から岐阜へ移動したタイミングで、前の会社で上司だったM氏の訃報がメールで届いた。

 

今年から、前の会社のOB会の幹事に就任したことから、OB会会員の訃報は、その都度会社の人事部から届くようになった。

 

M氏は、私が本社の営業企画部に勤務していた時期の1988年から3年間、課長の職にあった。

当時同僚と進めていたPCの導入展開など、新しい取り組みにも理解を示してくれて、色々支援をもらった。

 

その後、M氏が人事部の課長に異動された時期には、私は労働組合の専従役員の仕事をしていたので、その関係での接触もあった。

 

労働組合当時、私は、世間の大きな話題だったHIV/AIDSについて、組織内の啓蒙のために勉強し、月刊の機関紙に連載記事を書いていたことがあった。

ある時、人事部のM課長と話していた時に、そのことをほめてくれたことがあった。「組合活動だから対象にならないが、これは会社の褒賞ものだと思う」と言われて嬉しかったのを思い出す。

 

以後も、業務での直接の関係はなかったものの、頼りになる先輩として、折にふれて交流を持ってきた。

 

M氏は、OB会の幹事でもあり、先に私が幹事に加わった際に、幹事メンバーに挨拶のメールを出したのだが、その時も返信をもらった。

4月末のことだ。

 

いずれ近い内に幹事の集まりで会い、久しぶりに一緒に活動することができるものと楽しみにしていたのだが、3ヶ月少ししか経っていないこの7月の訃報には驚くしかなかった。

家族葬のため葬儀参列の機会が得られなかったこともあり、逝去の事情の詳細は不明である。

 

M氏は1947年9月20日生まれ。小田(和正)さんと誕生日が一緒だ。このことは、上司と部下の関係だった時から知っていた。

75歳を前にしての他界。

訃報メールを見ながら、4日前の9日(土)、札幌で接した小田さんのパフォーマンスを想起した。

運命も寿命も人それぞれ、なのだろうが、M氏ともまだまだ交流が持ちたかった。