naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

市原市楽友協会オーケストラの練習場所に行ったら休館だった事件

3日(土)は、市原市楽友協会オーケストラの練習。

 

18:00から市原市の五井(ごい)公民館で、との案内だった。
五井公民館は行ったことがない。調べると五井駅西口から徒歩15分程度らしい。

17:00からは会場に入って個人練習ができるということだったので、早めに行くことにした。
手元に用意した地図を見ながら、途中ちょっと道を間違えたりしながら、17:10頃、五井公民館に到着した。

 

おー、ここか。

 

既に来ている団員さんたちもいるだろう、と中に入り、さて、どの部屋なんだろう、と案内表示をさがすが、初めての場所なのでどこにあるのかよくわからない。

きょろきょろしていると、事務室にいた職員の方が、どこに用事かと尋ねてきたので、市原市楽友協会オーケストラの練習に来たんですが、と答えると、思ってもいなかった話を聞くことになった。

 

「今日は休館なんです」。

 

え?

 

話によると、休館は急に決まったことで、けさ、オーケストラの方にはご連絡したんですが、とのこと。

 

えー、そうなの?

 

ともかく、ここで練習が行われないことは間違いないようなので、わかりました、と外に出た。

 

当方の何か勘違いなのか?

表に出たところで座って、確認する。先週の練習でもらった「インペクだより」というペーパーがあるが、これには間違いなく3日の練習は五井公民館で18:00からと書かれている。

私が間違って来た、ということはなさそうだ。

 

いや、しかし、キツネにつままれたような話ではある。

どうなってるんだ?

 

ともかく、予定していた五井公民館が何かの事情で使えなくなったとして、

 

・今日の練習は中止になったのか?
・それとも、急遽どこか別の場所を確保してそっちで行われることになったのか?

 

がそもそもわからない。

 

後者であれば、まだ18:00には時間もある。市原市内のどこかなら、多少遅れてでも参加できるだろう。

 

このオケで、楽譜を送って下さったり、日頃の連絡メールをやりとりしているのは、ヴィオラの団員(トップ)のOさんである。それ以外の方の連絡手段は知らない。

とにもかくにもOさんにメールした。

「五井公民館に着いたのですが、係員の方のお話では、今日は公民館は休館で、市原市楽友協会の練習は予定されていないとのこと。オケ側には伝えたと言われました。別の場所で練習があるならそちらにまいりますが、どうなんでしょうか」。

(前日からこの日午前中は、台風2号の影響による豪雨だった。内房線の運行も万全ではないようだった。そのため、Oさんには正午前に、「基本的に今日の練習には行くつもりだが、万一内房線の運転状況に支障があればまた連絡する」とメールしてあった。さらに、五井駅に無事着いた時点でも「五井駅到着。これからまいります」とメールしていて、この日3回目のメールだった)

 

ともかくここにいても仕方がないので、とりあえず五井駅に戻ることにした。
道々、Oさんからの返信がないかチェック。
さらに、市原市楽友協会オーケストラのホームページを開いて、練習予定のページを見てみたが、これはペーパーと同じで、五井公民館18:00開始とされている。

 

五井駅まで戻ったが返信はないので、とりあえず上り電車に乗った。
乗る前に、普段練習が行われている市原市青少年会館に電話してみた。今日、そちらで市原市楽友協会オーケストラの練習は入っていますか、と尋ねたが、予定はないということだった。

 

以後、再三再四チェックしたがOさんからの返信はなく、練習が中止されたのか、どこかで別途行われているのかもわからないまま、結局帰宅するしかなかった。

 

さて、Oさんから返信があったのは帰宅後の19時過ぎ。多少の事情がわかった。

Oさん自身も、私より1時間余り後に五井公民館に行って、そこで練習が行われないことを知ったという。Oさんの手元には団内の連絡メールは入っていたが、それに気づいていなかったとのこと。
休館の事情は、前日からの豪雨に伴い、公民館が避難所となっていたことによるのだそうだ。
そのことで、この日の午後、練習場所を急遽姉ヶ崎に確保して、そちらで練習が行われているとのこと。

 

そういうことですか・・・。

 

団員であるOさん自身が知らずに五井公民館に行ったのでは、エキストラである私に連絡が来るはずもない。

 

そういうことですか、なのだが、何とかならなかったのか(何とかしてもらえなかったのか)、と思う。

 

豪雨による突発事項であることは理解する。
しかし、緊急の変更であればこそ、それを間違いなく伝達するのは団全体としての責任だと思う。

この日の練習において、どれだけの混乱があったのか。

知らずに五井公民館に行ってしまった団員やエキストラが他にもいたのかどうか、情報がないのでわからない。
(少なくとも、ヴィオラにおいては私同様の人がいたと推測される)

 

ただ、指揮の吉田悟先生には、団として当然に連絡をとり、練習場所の変更を伝えたはずだ。でなければ練習にならないのだから。
しかし、指揮者に限らない。この日、五井公民館に来るはずだった団員、エキストラ、その1人も漏らさずに変更の情報は伝わらなければならない。

 

これは過ぎた要望ではないはずだ。

敢えて言うなら、もし仮に、知らずに行ったのが私ひとりだけだったとしても、それは団の運営としては「論外」だと言わざるを得ない。
(本件、Facebookに書いたのだが、オケ仲間2人が「ひどいね」ボタンを押してくれた)

 

17:00入場可能と案内してある以上、その時刻までには誰か団員が五井公民館に来て待機し、知らずに来た人に事情を説明し、代替の練習場所を伝えることはできなかったのか。
人を出せないとしても、公民館のスタッフにその旨の伝言を頼むか、入口に貼り紙でもしてもらうことはできなかったのか。
最低限、ホームページ上の練習予定は更新すべきだ。

 

そんなこんなで、誠に不本意な無駄足事件だったが、つまるところ、このオケに弾きに行く気持ちが失せてしまった。

 

 

今回のエキストラは降りることにした。Oさんにメールでそのように伝えた。

 

今回にとどまらず、状況に何かの変化がない限り、もし今後依頼があっても行かないつもりだ。

 

合唱団も持つ市原市楽友協会には、これまでそう何度も参加したわけではないが、合唱団のメンバーである従兄(市原市在住)と同じ舞台で共演するなど、いい思い出もあるだけに、今回の一件は本当に大きな落胆を感じる。誠に残念である。