naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

新しい名刺を作る

会社生活から離れたことでの大きな変化は、名刺がなくなったことだ。

 

所属する会社がなくなり、一個人となったのだから当然だが、持っていたA社(西新宿)、B社(三軒茶屋)の名刺は、もはやnaokichiという人間を表現するものではなくなり、使えない。

 

名刺というものは、大学を卒業して就職して以降、必ず持っていた。

「名刺を持たない状態」というのは、社会人になってから初めてのことだ。

そんな状態になった後、人から名刺を受け取り、ではとポケットをさぐってもこちらから渡すものがない、という場面が一度あった。何とも心もとないというか、丸腰になったというか、そんな気分だった。

 

ちなみに、在職中、名刺は必ず手元に持っているようにしていた。例えば社内でもデスクを離れて会議室などにいる時に、思いがけず初対面の人と居合わせて、名刺交換しなければならないことが時たまある。そんな時に、「すみません、今、名刺を持っておりませんで」となってはいけない。これは心がけていた。

社内でそうしつけられた面もあるし、妻もこの点については厳しく、勤め人たるもの、名刺はいつでも出せるようでなければいけない、とよく言われてきた。そのため、休日でも名刺は必ず持ち歩くようにしてきた。たとえ、近所のコンビニにTシャツと短パン姿で行く時でも、名刺は持って出た。歩いて5分のコンビニまで往復する間に、名刺交換すべき人と遭遇する可能性は限りなくゼロに近いだろうし、実施そういうことはこれまでなかったが。

 

そんなことで、早急に名刺を作らねば、とは前から思っていた。

本来、在職中に作ってしまうべきだったのだが、うかつだった。

それでも名刺の原稿は在職中に検討してあったので、23日(金)、千葉駅近くのkinko'sに行って注文した。

名前、住所、携帯電話、メールアドレス、それからこのブログのURLを書いたものである。

 

それから、浦安シティオーケストラの名刺も併せて注文した。オケの名刺は、入団当初から個人作成して、必要な時に使ってきた。こちらには、団体名、「ヴィオラ」の表示、オケのホームページのURLなどを入れている。

何回かデザイン変更してきて、直前に作ったものは結構気に入っていたのだが、オケのURLが変わったりして、古くなってしまっていた。本来その時点で作り直したかったのだが、名刺を作った八重洲地下街の店がなくなってしまい、そのままになってきた。

この機に、直前のものと同デザインの名刺を作ろう、とkinko'sに現物を示して作ってもらうことにした。

 

2種の名刺は、すぐに校正データがメールで送られてきて、修正を加えた上で、26日(月)には入手することができた。

これで、「名刺のない期間」は10日ほどで解消された。

 

(妻の提案で、2種の名刺を混合折衷した3つ目の名刺を作ることになり、28日(水)に注文、現在、校正中である)