3月30日(土)、浦安ユースオーケストラ定期演奏会の本番が終了した。
ユースオーケストラの団員は、浦安市内在住・在学の10歳から22歳までだが、管楽器に埋まらないパートがあり、弦もヴィオラはいつも人員不足である。そこを上部団体として浦安シティオーケストラの団員が支援している。従って、客席から見た姿としては、大人も結構いるな、という感じになる。
ヴィオラは毎回のように補充を求められるので、パートで話し合って、ローテーション的に出る人を決めている。今回はOさんと私が参加することになった。元団員のIさんもエキストラとして参加。トップはトレーナーの澤田香萌先生。ユースメンバーが1人いると聞いていたが、受験のため不参加ということで、結局ヴィオラは大人4人となった。
9:20、ステージ集合ということだったので、間に合うようにホールに向かった。
前日は京葉線の運行が大幅遅延で、総武線・東西線ルートに変更したが、さすがにこの日は平常運転だった。
ステージ集合。ヴィオラ4人が初めて揃った。
まずエキストラが紹介された後、本番の進行について樋野団長と澤田先生から説明があった。その後、出ハケの練習。
10時頃から、最終リハーサルとなった。
各曲の前には、団員が交代で曲紹介のMC。その練習も。
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲、ディヴェルティメント、アラジンメドレー。
管も含めて、初めて全パートが揃った。
ここで休憩。
休憩後は、弦だけで演奏するベートーヴェンの「喜びの歌」。トレーナーの青木玲子先生がコンミス席に座り、指揮者なしで演奏された。
「第九」の例のメロディーを、原曲より易しくアレンジしたものだった。
この曲は、ヴィオラは澤田先生とIさんの2人で演奏すると以前から聞いていた。しかし、実際の演奏を見ると、ヴィオラ以外のパートは結構人数がいて、ヴィオラ2人はアンバランスに感じられた。いっそ4人で弾いてもよかったように思った。
続いて「新世界」。アンコールの「小さな世界」。
ユースオーケストラでは、ホルンが上手側に座る。シティオーケストラでは下手側なので、ヴィオラにいて後ろからホルンが聞こえてくるのは、あれっ、と思う。
ティンパニは下手側。これも普段は山台中央奥なので、聞こえ方が違う。ティンパニのIさんは、「アラジン」の諸々の打楽器や、「新世界」のシンバルなど、すべてを1人でこなす活躍だった。
今回の定期演奏会では、アンコール曲の後、この演奏会をもってユースオケを卒業する、コントラバスのAさんの「卒業演奏」をお客さまに聴いていただく流れになっており、その練習。
アンコール曲を演奏した後、ステージ上のメンバーは客席に移動。客席から卒業演奏を聴く。そして、その後、客席からホワイエに出る左右両側の出口に行って、お客さまを見送るという流れとのことだった。その移動の練習も行われた。
すべてのリハーサルが終了し、13:50舞台袖集合ということで、一旦解散。
浦安シティオーケストラからのお花。
館内に掲示されているポスターの中には、シティオーケストラの6月の定期演奏会も。
●浦安ユースオーケストラ第8回定期演奏会
日 時 2024年3月30日(土) 13:30開場 14:00開演
会 場 浦安市文化会館大ホール
指 揮 清水醍輝
管弦楽 浦安ユースオーケストラ
曲 目 ワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
アラン・メンケン アラジンメドレー
ベートーヴェン 喜びの歌
[アンコール] シャーマン兄弟 小さな世界
プログラム冊子から。
本番は、冒頭に浦安市教育長の挨拶があり、その後、午前のリハーサル通りに進行した。
曲ごとにMCがあり、その間、全員一旦袖にはける形。その繰り返しだった。
アンコールの「小さな世界」では、全員がミッキーマウスなどのカチューシャを着けた。私はそういう小道具を持っていなかったので、Iさんに借りた。
指揮の清水先生もとがった三角の帽子をかぶった。
演奏していると、客席から自然発生的に手拍子が起きた。嬉しかった。
アンコールの後、部長(トロンボーンの団員)の挨拶。
リハーサル通りにステージ上のメンバーは客席に移動。
Aさんの卒業演奏は、弦3人によるパッヘルベルのカノン。演奏に先立って、Aさんのスピーチもあった。
最後はお客さまを団員たちがお見送りして、15:45頃終演した。
今後もユースヴィオラへの支援は続きそうだが、次回はシティオーケストラの別の団員が行くことになるだろう。
またローテーションの流れで、次の機会があればまた参加したい。
この定期演奏会の模様については、浦安ユースオーケストラのサイトに詳細なレポートが載ったので、貼っておく。
urayasu-youth-orchestra.blog.jp
※本番往復に聴いた音楽