16日(木)、コンミスのYさんからメールが入った。
来季、12月の定期演奏会から、ヴィオラとチェロの配置を逆にする旨の通知だった。
チェロパートからの提案があったとのことだ。
(私は12日(日)の練習を欠席した(茂木大輔先生のワークショップ受講のため)ので、その練習の場で何か話が出たのかと思ったが、後日確認したところではそれはなかったそうだ)
Yさんによると、録音を聴くと低弦の音が鳴っておらず、この配置変更で解消したいとのことだった。
既に、12月に本番を振って下さるY先生に相談し快諾を得たそうで、6月の練習開始から実施されるとあった。
また、この配置は、やってみて問題なければ、この先継続していく方向だという。
浦安シティオーケストラでは、私が入団する前はどうだったか不明だが、少なくともここ30年近くは、ヴィオラを内側に配置し、チェロは外、客席寄りに座ってきた。
それを変更するということになる。
(例外を2つ記憶している。2003年に指揮者の要望でヴァイオリンの対向配置をとった時、ヴィオラは下手側、普段セカンドヴァイオリンがいる場所に座ったのが1つ。もう1つは、2007年にこれも指揮者の要望で外配置にした。イタリアオペラのガラをやった時だが、プッチーニはヴィオラを外にして聴かせたい、という話だったように思う)
昨今は、プロオケもアマオケも、ヴィオラ外配置が主流のように思う。
ただ、私個人のオケ人生においては、大学オケが中配置、浦安オケが中配置と、ずっと中配置が続いてきた。加えて、エキストラとして参加させていただいている津田沼ユニバーサル交響楽団も中配置。マウントあさま、宇奈月オペラについては、ヴァイオリン対向配置でヴィオラは上手側中配置だ。
一方、もう1つの所属オケである、ちばマスターズオーケストラ、時々参加する、オーケストラ・モデルネ・東京は、外配置だ。うらやすシンフォニエッタ(弦楽合奏)も外配置。
トータルとしては、中で弾くことが圧倒的に多い。
自分にとってのフランチャイズオケの配置変更は、いわば歴史的転換。
この形で取り組む12月の定期演奏会は、モーツァルト「魔笛」序曲、ハイドン「ロンドン」、ブルックナー4番である。