19日(木)、ちばマスターズオーケストラというオケの練習に参加してきた。
浦安オケの団長であるT氏に誘われてのことだ。
T氏は高校の1年先輩で、私が短期間所属していたマンドリン部で、一緒にギターを弾いていた。
大学時代も手紙のやりとりなどの交流をしていたが、やがてそれが途切れ、十何年かを経て今の浦安オケで思いがけない再会を果たすことになる。
T氏は色々な団体で活動していて、時々、参加しないかと誘ってくれる。過去2回参加した、オーケストラ・モデルネ・東京もその1つだ。
T氏からは、仕事からリタイアした人が集まってやっているオケがあるから、お前がそうなったら誘うよ、と以前から言われていた。
今年6月、いよいよリタイアの運びになったので、T氏にその旨伝えたところ、2つの団体を教えてくれた。いずれもT氏が出入りしている団体である。
各オケのサイトを見てみた上で、ちばマスターズオーケストラの練習に参加してみることにした。
オケの成り立ちゆえに、練習は平日、木曜日の午後である。
会場である江戸川区総合文化センターに向かった。新小岩駅からバスに乗った。
スマートフォンで地図を調べてさがして歩く内、何とか着いた。
立派な建物だ。浦安市文化会館にちょっと似た色合い。
練習は、2階のリハーサル室というところで行われると聞いていたので、2階に上がる。
リハーサル室の入口前でT氏と合流し、中に入る。団長のHさん(ヴィオラトップ)、インペクのSさん(チェロトップ)に引き合わせてもらった。
見ていると、外配置のヴィオラの席には4人の男性が座った。
私も3プルト目に座らせてもらった。
このオケは、サイトを見たところでは、現在3つの本番に向けて練習しているようだ。
2023年11月18日(土) 千葉県音楽祭
※千葉交響楽団協会合同オーケストラとしての出演
香取市佐原文化会館
11月27日(月) 第33回ふれあいコンサート
千葉県立特別支援学校市川大野高等学園
2024年6月22日(土) 第34回ふれあいコンサート
今回の練習は、前半が来年6月の演奏会の曲、後半が11月の市川大野高等学園での演奏曲だった。
本番指揮の小久保大輔先生による合奏練習。小久保先生とは初めてお目にかかる。
最初は、ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死。好きなオペラの曲だが、これまで一度も弾いたことがない。
なかなか大変な曲だ。特に前半の前奏曲の方。
次に、ラフマニノフのピアノ・コンチェルト第2番。これは4年前に浦安オケで演奏しているので知っている。
(今回は練習しなかったが、メインはメンデルスゾーンの「スコットランド」とのこと)
ここまで練習したところで休憩。
会場に入った時に、昔浦安オケで一緒に演奏していたヴィオラのSさんがいるのに気づいた。Sさんとは私が1995年に浦安オケに入団して間もなく一緒のパートで弾くようになり、ヴィオラの団員が2人しかいない時期が長かったので、いつも一番前でプルトを組んでいた。2003年まで在籍されていたが、その後退団され、たまにエキストラで来ていただいたり、チケットをお送りして本番を聴いていただいたり、つながりは持ち続けてきた。
しかし、ちばマスターズオーケストラで活動されているとは知らなかった。
休憩時に少し話をした。現在はこのオケと、自宅地元のオケの2つで弾いているとのこと。もう80代になったと言われていたが、あやかりたいものだ。
後半は、市川大野の演奏曲。こちらは学校の生徒さん(300人くらいいるとのこと)に聞かせる内容で、楽器紹介を兼ねる「となりのトトロ」の「さんぽ」を始め、「サウンド・オブ・ミュージック」、ディズニーナンバーなど、楽しい曲がたくさん並んでいる。「ラデツキー行進曲」を使っての指揮者体験コーナーもあり、最後は校歌で締めるようだ。
初めて弾く曲も多かったが、楽しみながら弾いた。
13:00に始まった練習は、16:45に終了した。
Hさんに連絡先(名刺)をお渡しし、連絡をとりあうことにした。
今回は後ろで弾かせてもらっただけで、団やパートの状況などの情報はまだない。そのへんがわかってから、当面予定されている本番に参加するかどうか、またそもそもこのオケに入団するかどうかなど、考えたい。
※練習往復に聴いた音楽
※過去の関連記事
浦安での思いがけない再会
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/22157967
※ちばマスターズオーケストラWebサイト
http://murakamikinen.web.fc2.com/cmo/index.html