19日(日)、新大阪6:00、始発の新幹線で帰京して一旦帰宅。旅行荷物を置いて楽器を持ち、新浦安に向かった。
本番1週間前、ホール練である。
前週、12日(日)の練習を、茂木大輔先生のワークショップ受講のため欠席した。5日(日)は練習がなかったので、4月28日(日)以来3週間ぶりだ。
日 時 : 2024年5月19日(日) 13:00~16:30
場 所 : 浦安市文化会館大ホール
指 導 : 本番指揮者河上隆介先生
内 容 : 合奏
曲 目 : コンチェルト(1~3楽章)、ベルリオーズ、悲愴(1~4楽章)、アンコール
弦人数 : 14・12・10・8・4
集合は12:15。我々ヴィオラは相談ごとがあってそれより早く集まった。
これまでパートリーダーを務めてこられたFさんが、事情により来週の本番を最後に退団されることになった。そのため、後任のパートリーダーを誰にするか、というのが相談ごとの1つ。
もう1つは、次の定期演奏会のシフト決めである。
パートリーダーについては、この日は決まらず結論保留で、次週また話し合うことになった。
来季のシフトに関しては、Fさんに加えてNさんも退団、またMさんが休団となるので、現在の団員9人から3人減った6人で検討せざるを得なくなった。
今季トップを務めてきた私は、来季については辞退。いつものやり方だが、6人の名前を書いたカードを並べて、当事者同士であれこれ言いながら並べ替えて、一応決まった。私は3プルトの裏に座ることになった。
3日前の16日(木)に通知があったが、来季からはヴィオラが外配置となる。エキストラも含めて全部で何人になるか不明だが、仮に5プルト10人とすれば、客席から見て上手側に1列に並ぶ形になるだろう。
これまでの中配置では扇形にひろがる形だったので、そこがかなり感覚的には違う。
話し合いを終えて、全員でのステージセッティングに移った。
できるだけステージ奥に入りたいとか、木管の山台の横幅が足りないとか、いつになく手間取った。関係するパートの団員がその場にいなかったこともある。
ステージセッティングには、少なくとも全パートのトップが揃っているべきだ。
何とかセッティングも終わり、合奏開始。
最初はチャイコフスキーのヴァイオリン・コンチェルト。ソリストの清水ちひろさんとの合わせである。
1楽章から3楽章までを通した。
ヴァイオリン・コンチェルトなので、ソロを消さないように音量に注意した。全曲の終わりの盛り上がりでも、個人としてはせいぜいmpかmfで弾いた。
1楽章に戻って楽章順に返し練習。3楽章に一番時間をかけた。
残るGPと本番は、ソロを聴き、オケの周囲を聴くことに心がけたい。
休憩の後、ベルリオーズの「ローマの謝肉祭」序曲。
これは演奏会の頭だし、オケだけでもあるので、音量的にもがんばって弾かなければ。
続いてチャイコフスキーの「悲愴」。
コンチェルト同様、これも1楽章から4楽章まで通した。
その後、1楽章の返しでは、ずっと課題だった19小節目からのひとくだりは当然やったものの、ダメ出しはなく、何度も繰り返さずに済んだ。ここは、前回参加した4月30日の練習では、事前にさらったつもりだったのにどうしようもない出来で、本当に落ち込んだものだった。
今回は完璧とまでは言い難いものの、つかまることがないレベルでほっとした。個人練習を重ねたことが少しは実ったようで、よかった。
(この一連の記述は、パート全体の出来ではなく私個人の出来の話)
小休憩の後、アンコール曲を練習した。
次週はいよいよ本番。25日(土)がGP、26日(日)が本番である。
会社に行っていた頃と違って、今は平日でも家でさらうことができる。毎日練習して悔いなく週末を迎えたい。
浦安市文化会館入口ロビーのポスターコーナーには、我々の演奏会のポスターも。
※練習往復に聴いた音楽
チャイコフスキー 悲愴
モントゥー=ボストン響
T・トーマス=ボストン響