五月場所開幕。
横綱大の里、大関安青錦が初日から休場。
普通の力士がぶつかる壁を経験せぬままそれぞれの地位に到達した両力士だが、ここへきて怪我のために苦しい状況に陥っている。
それだけでもさみしかったところへ、いよいよ横綱初優勝かと期待された豊昇龍が初日早々の怪我で休場となってしまった。
今場所は6日目に久しぶりの国技館観戦を予定しているのだが、横綱土俵入りが観られなくなったこと、横綱大関3人の休場と、誠に残念なことになってしまった。
良い力士は多いので、金返せ、とまでは言わないものの、全般的な商品価値が落ちてしまったのは事実だろう。
そんな今日のスポニチ一面は、三笘薫選手が怪我をしてワールドカップ代表入りが絶望になったというニュース。
相撲もサッカーも、また野球を始めすべてのスポーツにおいて、怪我というものが恐ろしい影響をもたらすことを改めて痛感する。
それぞれの種目でハイレベルな水準では、限界ぎりぎりのところで戦わなければならないので、いくらトレーニングを積んだ肉体であっても生身の人間同士がぶつかり合う中では怪我を避けるのは難しいということなのだろうか。
高度な次元で戦う限り、怪我は宿命なのか。
場所前の稽古も充実していたと聞く豊昇龍の僅か1日での暗転や、代表招集直前での三笘選手を思うにつけ、宿命とかたづけてしまって良いのかと不条理を感じる。