naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

1日でも早く!

イメージ 1

イメージ 2

レコード芸術」は、出たらすぐ買っている。
これは、高校生の頃から今に至るまで変わらない。

たまたま書店に行ったらあったので、「ああ、出たのか」と買う、なんてことは絶対ない。
月半ばを過ぎるあたりから、「レコ芸レコ芸」と頭の中で意識し始めている。

1日でも早く手に入れたい。この感覚は、10代の頃も50に到達した今も同じだ。

レコ芸が書店の店頭に並ぶのは、毎月20日
しかし、秋葉原石丸電気、あるいは銀座の山野楽器本店では、それより早く入荷するのである。

このことを知ったのはいつ頃だっただろうか。
たぶん会社に入って少しした頃、25年くらい前には知っていたように記憶する。83年に、それまでの東京勤務から千葉の現場勤務になった時、「ああ、これでレコ芸は普通の発売日にしか買えないんだ」と悲しく思ったのを覚えているから。
古くは、石丸山野では、一般書店に並ぶより2日早い18日には入荷していた。

最近は、退社後まわるとすると、石丸電気よりは山野楽器に行くことの方が圧倒的に多い。
山野楽器へ行ってみて、エレベーターに乗って、5階まで上がる。
エレベーターを下りた左が音楽雑誌のコーナーなので、下りるが早いか、どきどきしながらそこを見る。
新しい号が積まれていれば、「やった!」なのだが、「音楽の友」「ステレオ」しかないと、「まだだったか」とがっくりして、未練がましく石丸電気に電話して「レコ芸の最新号は入荷してますか」と聞く。
稀に、山野に入っていないのに石丸には入っていた、ということもあったが、たいていは石丸にもないので、あきらめてすごすごと帰ることになる。

最近の傾向としては、山野も石丸も、昔のように2日前に確実に入荷するとは必ずしも言えなくなってきたようだ。
しかし、1日前、19日はまず間違いない。

ところが、である。
これより早く確実に入手するルートを発見したのである。

東京駅にある「栄松堂書店」である。
ここは、鉄道関係の書籍が豊富なことで、その方面のマニアには有名らしい(少し前に「アド街ック天国」でそう言っていた)。

この店、東京駅にあるとは言いながら、八重洲北口そばにあり、つまり京葉線に乗る方向とは反対側にあるため、私にとっては、日常寄る書店ではなかった。
それが、確か3年ほど前だと思うが、何かの拍子にふと寄ったら、レコ芸が平積みになっている。
従来の、山野石丸の入荷感覚だと、何で、今日ここに最新号があるんだろう、という日であった。

で、以後はなるべくここに行くようにしている。

経験的にわかったのだが、ここは2日前、18日には間違いなく入荷。うまくいけば3日前、17日に入荷することもあるのだ。

山野楽器、石丸電気という音楽関係の専門店をさしおいて、そんなことができるというのは、一体どういう流通ルートとつながっているのだろうか。非常に不思議だ。

ともかく、そんなことで、今日も新浦安から東京へ出て、栄松堂書店へ行ってみた。
実は昨日も、会社帰りに行ってみたのだが、さすがにまだ16日、「音楽の友」や「ステレオ」は入っていても「レコ芸」はまだだった。
しかし、今日は入荷!
今月も17日の今日、1月号をゲットできた。めでたい、めでたい。