naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

音楽之友社「クラシックCD総目録」の復活を望む

かつて年1回、3月下旬頃に発売されていた、音楽之友社の「クラシックCD&LDDVD総目録」が出なくなって久しい。
2001年版が最後だ。

もともとこれは、「レコード芸術」の別冊付録であった。毎年1月号に、今の「レコードイヤーブック」みたいな形でついていた。
また、7月号には「演奏家別目録」が別冊についていた。
いずれも、レコードの発売点数が少なかったからできた話で、それがやがて別売になったのだった。

レコードコレクターには手放せぬ資料であり、私も長年欠かさず買って利用していたので、もう5年も出ていないのは不便でならない。

一度音楽之友社に電話して、どういう方針なのか聞いたことがある。
その時は、まだ検討中とか何とか要領を得ない返事だった。

他の同種の目録も出ているが、ディスク単位で掲載されているのが使いづらいので、買わないでいる。
やはり作品単位で調べられないと困るのだ。

先月出た「レコ芸」の、レコード・アカデミー賞の座談会でも、諸石幸生氏や小石忠男氏が、復活を望む発言をされていた。

復活させるなら、もう今の時代だから、年1回の書籍としての発売でなく、Web上のデータベースの形として、逐次内容を更新しながら、年会費制で会員限定のアクセスというような運用にしてもらえるとありがたいと思う。

音楽之友社さん、何とか考えて下さい。お願いします。