naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

バレンタイン・デーの微妙

今日はバレンタイン・デー。

振り返ってみると、私の場合でも、高校の頃、バレンタイン・デーというものは知っていた。
「今日は、誰か後輩の女生徒がチョコレートを持ってきてくれたりするのではないか」などと期待して待っていたのを覚えている。
しかし、実際にそういうことは一度もなかった。わははは。

以後も、考えてみると、マジチョコ、本命チョコっていうのは、半世紀生きてきて、さすがに皆無ではないが、ごくごく数えるくらいしかなかったような気がする。

けさの新聞によると、OLの70%、サラリーマンの50%が、バレンタインデーのチョコ渡しはなくなってほしいと思っているとの調査結果があるそうだ。

私も同感だ。
私の会社でも、バレンタイン・デーでは、女性社員が男性社員にチョコを配ってまわる。で、3月14日には男性が金を出し合ってお返しをする。大体どの職場でもそうだ。
昨年出向していた厚生労働省の外郭団体の職場では、女性の職員が3人に対して、70人ほどの男性が勤務していた。初めての職場でもあり、どうなのかと思っていたら、やはり全員にチョコが配られた。女性の出費も大変だっただろう。
何か虚礼というか、そんな感じがする。かといって、そういうのはやめることにしよう、と音頭をとるのもいかがなものか、という感じもする。そんな、非常に微妙なものが、この職場のバレンタイン・デーにはある。

今年は、出向から戻り、新しい職場に従事して初めてのバレンタイン・デー。
この職場の習慣は?と思いつつ過ごしたが、チョコは一切なし!

これは見識だ、と思った。
一方でちょっとさみしい気も。・・・何と勝手な。

マジチョコももちろんありませんでした(笑)。