昨24日の朝は、女子フィギュアスケートのフリー。
日本3選手の滑りを見てから出社しても、本来定時には何とか間に合うのだが、昨日は無粋なことに早朝会議が設定されてしまった。
やむなく早めに家を出て、電車の中でラジオNHK第一放送の実況放送を聴きながら会社に向かった。
やむなく早めに家を出て、電車の中でラジオNHK第一放送の実況放送を聴きながら会社に向かった。
起床した時点で、安藤美姫選手は滑走を追え、残念ながら表彰台には届かない順位であった。
その後、アメリカのコーエン選手が、2回の転倒で不調な結果。
電車の中で、期待されるSP3位の荒川静香選手の滑走となった。その次は村主章枝選手だ。
ラジオでフィギュアスケートを聴いても、何だかよくわからないが、ともかく荒川選手がミスなく、素晴らしい滑りをしたことはわかった。
ラジオでフィギュアスケートを聴いても、何だかよくわからないが、ともかく荒川選手がミスなく、素晴らしい滑りをしたことはわかった。
アナウンサーが「○○点以上が出ればトップに躍り出ます!」と叫ぶ。
さあ、何点なのか。点数のアナウンスを固唾をのんで待っていると・・・。
さあ、何点なのか。点数のアナウンスを固唾をのんで待っていると・・・。
「それではここで、6時30分から40分まではラジオ体操をお送りします」
・・・・え?
次の瞬間、昔懐かしい、子供の頃、夏休みの毎朝、学校の校庭に集まって体操をした時に聴いていた、あの懐かしいテーマ音楽。
テレビ体操にも出てくる、長野信一先生の明るい声で番組が始まる。
「まずは、ラジオ体操の歌です」
チャンチャンチャン、チャララ・・・・
「あた~らし~いあぁさがきた、きぼ~うのあさ~だ」
うーん、これも懐かしい歌だ。私も歌えるぞ。
しかし、今はそれどころではないんだな。
荒川選手は、一体何点だったんだ?トップに立ったのか?
村主選手の滑りは?
「まずは、ラジオ体操の歌です」
チャンチャンチャン、チャララ・・・・
「あた~らし~いあぁさがきた、きぼ~うのあさ~だ」
うーん、これも懐かしい歌だ。私も歌えるぞ。
しかし、今はそれどころではないんだな。
荒川選手は、一体何点だったんだ?トップに立ったのか?
村主選手の滑りは?
番組は中断することなく、まずは第一体操、そして第二体操と進む。
長野先生の「今日も一日、お元気でっっ!」の声で終わった。
長野先生の「今日も一日、お元気でっっ!」の声で終わった。
そして、「それでは引き続きトリノオリンピック、女子フィギュアスケートの模様をお楽しみ下さい」のアナウンス。
「中断してすみません」という気持ちなどカケラも感じられない事務的機械的なアナウンスであった。
「中断してすみません」という気持ちなどカケラも感じられない事務的機械的なアナウンスであった。
放送再開。
当然、村主選手の滑走も終わってしまっていた。
当然、村主選手の滑走も終わってしまっていた。
その後、荒川選手のメダルが確定、最終滑走のロシアスルツカヤ選手の失敗で、日本女子フィギュア初の金メダルとなった。
しかし・・・。
このフリー、私同様にラジオでしか聴けない状況の人は多かっただろう。
NHKには少なからぬ抗議もあったのではないだろうか。
NHKには少なからぬ抗議もあったのではないだろうか。
確かに、近所の公園とかに集まって、毎朝決まったこの時間に、ラジオ体操をしている人もたくさんいるのだろう。
大切な番組なのだと思う。
日本人全員がオリンピックに関心を持っている訳でも、フィギュアスケートが好きな訳でもない。
大切な番組なのだと思う。
日本人全員がオリンピックに関心を持っている訳でも、フィギュアスケートが好きな訳でもない。
たぶん、今日に限って時間をずらして放送するというのは難しかったのだろうな、と思う。
録音なのだろうから、長野先生の屈託のない声が気にさわったからといって、彼に何の落ち度がある訳ではない。彼を責めるべき筋合いではもちろんない。
日本3選手の演技順、その時間帯があいにくだったと考えるべきなのだろう。
なのだろう。
だろう。
・・・うん。
なのだろう。
だろう。
・・・うん。
それはさておき、荒川選手の金メダル、よかった。
私は、このトリノに限らず、オリンピックになると、テレビ等が、メダル、メダルと騒ぐ風潮には乗る気になれないので、やっと日本選手団初のメダル、という意味で喜ぶ気はないが、これまで色々あった彼女が、この大舞台で花を咲かせたことは素晴らしいと思う。
何と言っても、根性のある、強い顔をしている。そこが素敵だ。
村主選手の4位もとても立派な成績だと思う。
そして、安藤美姫選手も、順位は低かったが、このフリーで、練習ではほとんど成功しなかったという4回転に果敢にチャレンジしたことは、賞賛したい。
荒川選手も、長野では不成績。2度目の今回、表彰台に上った。安藤選手も年齢的にはまだまだ次のオリンピックでチャンスをつかめる筈だ。頑張ってほしい。
私は、このトリノに限らず、オリンピックになると、テレビ等が、メダル、メダルと騒ぐ風潮には乗る気になれないので、やっと日本選手団初のメダル、という意味で喜ぶ気はないが、これまで色々あった彼女が、この大舞台で花を咲かせたことは素晴らしいと思う。
何と言っても、根性のある、強い顔をしている。そこが素敵だ。
村主選手の4位もとても立派な成績だと思う。
そして、安藤美姫選手も、順位は低かったが、このフリーで、練習ではほとんど成功しなかったという4回転に果敢にチャレンジしたことは、賞賛したい。
荒川選手も、長野では不成績。2度目の今回、表彰台に上った。安藤選手も年齢的にはまだまだ次のオリンピックでチャンスをつかめる筈だ。頑張ってほしい。