naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

エレベーター定員の「一人あたり体重」

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エレベーターに乗ると、たいてい、ボタンの操作パネルの上のところに、「定員」と「積載重量」が書かれている。
多人数で乗っていてドアが開き、新たに乗ろうとした人が、ブザーに阻まれて、バツが悪そうにあきらめる。よくありますね。
そんな時、乗っている側の私は、思わずその定員表示を見て、「今何人乗ってるのかな」と思ったりします。皆さんはどうですか?

ところで、あの積載重量、定員で割ろうとするときれいに割り切れないことが多いのが、以前から気になっていた。

ということで、週刊文春の「ホリイのずんずん調査」ではないが、調べてみることにした。

昨年の3月から、あちこちでエレベーターに乗るたびに、定員と積載重量をメモするように心がけて、大したサンプル数ではないが、32ヶ所のデータ収集ができた。

「割り切れる」エレベーターは稀で、3基だった。
左から、一人当たり重量、積載重量、定員、該当エレベーター数。以下同じ。

  70.0kg  700kg 10人 2基 銀座博品館、会社近くの業界団体ビル
  65.0kg 1,300kg 20人 1基 新宿の某計算機メーカー

あとは全部割り切れない。一人当たり重量の大きい順に、こういうパターンであった。

  69.6kg 1,600kg 23人 1基 日本橋高島屋
  69.2kg  900kg 13人 1基 出張で行った熊本の研修施設
  68.2kg  750kg 11人 8基 JR八丁堀駅稲毛海岸駅、パレスハウステンボス
  67.6kg 1,150kg 17人 2基 当社の部署が入っている丸の内のビル他
  67.5kg 1,350kg 20人 1基 日本橋三越新館
  67.4kg 1,550kg 23人 1基 お台場ホテルグランパシフィックメリディアン
  67.3kg 1,750kg 26人 1基 名古屋駅高島屋タワーズ
  66.7kg 1,600kg 24人 3基 東京都庁第一本庁舎、霞ヶ関ビル
       1,000kg 15人 2基 mona新浦安、霞ヶ関中央合同庁舎3号館
        800kg 12人 1基 私の勤務先
        600kg 9人 6基 私のマンション、いつも行く日本橋の整形外科他
  66.1kg 1,850kg 28人 1基 そごう千葉店
  65.6kg 1,050kg 16人 1基 日本橋高島屋日本橋さくら通り側

主流は、68.2kgと66.7kgということになる。

エレベーターメーカーは、三菱、日立、東芝が大多数だが、メーカーによってパターンが異なるということはなく、例えば750kg11人パターンは、いずれのメーカーも採用している。

まあ、こういう結果なのだが、いずれにしても、調べてみてはっきりしたのは、私は、あと最低10kg以上、できれば15kgは減量しないと、エレベーターに堂々と乗る資格がない(爆)ということだった。
60kg台の数字を上に打ちながら(いや、70kgもだが)、なかなか空しいものがあった。

エレベーターなんか乗っていないで、まずは階段を使え、ということだな。