naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~Y先生の初分奏

日 時 : 07年3月3日(土) 18:30~21:00
場 所 : 浦安市文化会館リハーサル室
指 導 : 弦トレーナーY先生
内 容 : 高弦分奏(ヴァイオリン、ヴィオラ)
曲 目 : ショス5(1・2楽章)
弦人数 : 3・5・3

3日(土)、ぱ・る・るホールでの「市民による音楽会」を聴いて一旦帰宅。
高弦分奏があるので、新浦安へ。
土曜の夜の練習は珍しい。

おさんぽバスで文化会館へ。

ヴァイオリン、ヴィオラの高弦分奏。
指導は、N響のY先生。今回の演奏会に向けては、Y先生の初分奏である。
Y先生とお目にかかるのは、昨年11月の定期演奏会の打ち上げ以来。久しぶりだ。

これまでの分奏は自主練だったので、Y先生に教わりたいところがいくつもたまっている。
定刻前に来られた先生を、早速コンマスのYdさんがつかまえて、ショス5の1楽章32番からのフィンガリングの相談。

それがひとしきり済んだところで、ヴィオラのフィンガリングを教えていただいた。
同じ1楽章の15番16番。例の超高音のところだ。これは、先生の分奏があったらまっさきに聞こうと思っていた部分だが、聞く前に先生の方から「ヴィオラはすごい超音波みたいなところがあるんだよね」と言って教えて下さった。
N響ヴィオラの皆さんはこうやっている、という、N響秘伝のタレ、じゃなかったフィンガリング!
企業秘密じゃないのか?アマチュアだからいいのか?

自分なりに知恵をしぼってこれまでやってきたのとは全然違った。
このくだり、オクターブの跳躍が2回あるが、どちらもその最初の低い方の音を、G線で弾くのだ。
これはまったく思ってもいなかったやり方だ。驚いた。
つまり、私はこれまで下のポジションで弾き始めて、上に飛びついていたのだが、教えていただいたやり方は、最初から上のポジションで弾く。
最初の音をG線で弾いて起点にすることで、2回のフレーズの最高音が無理なくとれるということなのだ。
後の休憩時間に何度かそのフィンガリングでさらってみたが、何とかなりそうな気がしてきた。
これまで一番のネックだった、16番の2小節目、cからfに下りるところが、この方法だと距離が近いので、とりやすく(当たりやすく)なった。
よし、頑張ろう!

そうこうする内に定刻も過ぎてしまい、全体での分奏開始。
そんな流れだったので、今日はショス5。
「この曲は大変だよねえ」とY先生。

1楽章から始める。
我々のオケとしては、これまでやってきた曲とはだいぶテイストが異なるショスタコーヴィチ
先生から、ショスタコーヴィチ固有の音色、弾き方について、色々教えていただいた。
ボウイングも、これまで自分たちで考えて決めてきたものでやってきたのだが、だいぶ修正の指導が入った。

やはり、Y先生に教わると、何というのか、格段に弾いていての情報量が増える気がする。
自主練にはやはり限界があることを痛感した。

時間の関係で、2楽章までで終了。

4日(日)は連日の練習(合奏)だが、あいにく出られない。
来週はまたY先生の高弦分奏だ。Ydさんが、くるみわりの小序曲を先生にお願いしていた。

表に出るとおさんぽバスは既に終わっている。終バスが20:40というのはちょっと早い。
もう1本あると、我々の練習後の帰りには便利なのだが。

少し待つと舞浜駅行きのバスがあるので、それに乗って帰った。

※練習往復のレコード
   シュトルツ=ウィーン響、ベルリン響 ウィンナ・ワルツ、ポルカ
   ブリテン モーツァルト 40番・プラハ
   ゲルギエフ ショス7