基本的には、育った家庭の流儀が出るのだろうが、「ものの食べ方」って、人によって色々ですよね。
最初に感じたのが、カレーの食べ方。
大学オケの合宿でのことだった。
合宿の定番であるカレー。これを、ある友人は、食べる前に、スプーンで、皿の上のルーとごはんを、何というのか、こう、攪拌するようにして、すべての飯粒がルーで黄色く染まる状態にして、それから食べていた。
そういう食べ方は、想像もしたことがなかったので、ちょっと驚いた。
大学オケの合宿でのことだった。
合宿の定番であるカレー。これを、ある友人は、食べる前に、スプーンで、皿の上のルーとごはんを、何というのか、こう、攪拌するようにして、すべての飯粒がルーで黄色く染まる状態にして、それから食べていた。
そういう食べ方は、想像もしたことがなかったので、ちょっと驚いた。
注文段階から、つゆだく、つゆぬき、ねぎぬき、色々なんだけど(ちなみに私はつゆぬき)、食べ始めた後、流儀が分かれるのが、紅ショウガと七味の使い方。
び~~~~っくりするくらい、七味をかけまわしてから食べる人とか、いますよね。
び~~~~っくりするくらい、七味をかけまわしてから食べる人とか、いますよね。
あれって、もはや牛丼の味、しないんじゃないのかな。
ライス頼んで、紅ショウガ乗っけて食べてもいいのでは?と感じつつ、その人には、牛丼のアタマと大量の紅ショウガが、いいブレンドなのかもしれない、と思い直した。
(そういえば、幼稚園の時の弁当で、例えば炒り卵をごはんの上に敷き詰めるみたいな感じで、紅ショウガを敷き詰めたのを持ってきてた友だちがいたなあ)
ライス頼んで、紅ショウガ乗っけて食べてもいいのでは?と感じつつ、その人には、牛丼のアタマと大量の紅ショウガが、いいブレンドなのかもしれない、と思い直した。
(そういえば、幼稚園の時の弁当で、例えば炒り卵をごはんの上に敷き詰めるみたいな感じで、紅ショウガを敷き詰めたのを持ってきてた友だちがいたなあ)
えー、前置きが長くなりました。(↑えっ、ここまで前置きだったの?)
昨28日(金)、品川から千葉の事業所まわりに行く前、昼食時だったので、さくら水産京橋三丁目店に寄った。
以前も書いたが、あちこちにある居酒屋チェーン店、さくら水産のランチは、私の大のお気に入り。
ごはん、味噌汁、漬け物、焼海苔、生卵、ふりかけが食べ放題。
これが嬉しくてねえ。おかわりごはんを自分で盛るのも楽しい。
これが嬉しくてねえ。おかわりごはんを自分で盛るのも楽しい。
日曜日のオケ練前は、ショッパーズプラザの4階にあるさくら水産に、しょっちゅう行ってるし、こうして仕事で外出した時も、時間と場所が合えば入っているのだ。
で、昨日の京橋三丁目店である。そこで見かけたお客さんの話である。
私は、刺身定食650円を食べていた。
周囲を観察すると、ある客は、生卵をごはんにかけてから、日替定食A500円の鯖のみりん干しを食べているし、別の客は、まず焼海苔から入っている。
まあ、パターンはどうあれ、常識的な定食の食し方である。
周囲を観察すると、ある客は、生卵をごはんにかけてから、日替定食A500円の鯖のみりん干しを食べているし、別の客は、まず焼海苔から入っている。
まあ、パターンはどうあれ、常識的な定食の食し方である。
ところが、この日、私が座ったカウンター席の左前方に、私をうならせる人がいたのだ。
そのお客さんは、まぐろのなかおち定食600円を注文。
別に最初から観察していた訳ではないのだが(笑)、気がつくと、その人は、大ぶりの茶碗に盛られたごはんの上に、皿に乗っているまぐろの中落ちを、全部移した。
そして、ごはんの表面がまんべんなく埋まるように、中落ちを「整地」して、その上に醤油をかけまわすと、食べ始めた。
つまり、ねぎとろ丼みたいな、まぐろの中落ち丼にして食べているのだ。
そして、ごはんの表面がまんべんなく埋まるように、中落ちを「整地」して、その上に醤油をかけまわすと、食べ始めた。
つまり、ねぎとろ丼みたいな、まぐろの中落ち丼にして食べているのだ。
うーむ。
こういう食べ方があるんだ。やるなこいつは、と思った。
さて、そうしてその中落ち丼をたいらげて、彼は席を立ち、おかわりごはんの入っているジャーのところに行った。
そして、白いごはんを盛った茶碗を手に、彼は席に座り直した。
そして、白いごはんを盛った茶碗を手に、彼は席に座り直した。
しかし、既におかずとなる中落ちは完食している。
さて、どうするんだろう。
まあ、生卵を割って、卵かけごはんにして食べるのが常道というところか、と思って興味津々、見ていると、彼は私の予想を裏切ってくれた。
ビン入りの鮭ふりかけを手にとると、猛然とそのごはんの上にかけ始めた。
かなり多めにごはんの上にふりかけがかかった。
かなり多めにごはんの上にふりかけがかかった。
そうか、ふりかけでいくのか、と思ったのだが、私のその判断は早計だった。
彼は、脇にあった、お茶のポットを持ち上げて、中のお茶をふりかけの上からごはんにかけ、それで食べたのだった。
・・・やられた。と、思った。お茶漬けとは!
歳の頃、30少し過ぎたくらいの会社員風。
まいりました。
勉強させていただきました。
勉強させていただきました。
(ちなみに、私の場合、1杯目のごはんは、前半焼海苔、後半ふりかけで攻め、おかわりの2杯目は、卵かけごはんにするのが、毎回のパターンです。50過ぎると、意外性のある食べ方ができない・・・)