naokichiオムニバス

69歳、公務員、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

気疲れ・・・

今週は、火曜日前橋、水曜日宇都宮、木曜日千葉と、管内を歩き回ったが、今日19日(金)は、久しぶりに終日品川の支店で過ごした。

ゆっくりデスクワーク、と思って出社したのだが、朝一番で本社からかかってきた電話。
思ってもいなかった内容で、1日その対応に追われた。
こんな日もあるものだ。

外を歩いていたここ3日と違い、1日机に座っていたのだから、身体の疲れはそれほどでもない。

でも、精神的には疲れた。
身体が疲れなくても、気疲れっていうのは、やっぱり大きいよね。

支店管内で起こっている、ある問題についての、本社からの厳しい話の持ちかけであった。

支店の立場として、しかるべく答弁しなければならない。
そのためには、その問題の事実経過、支店としての判断を固めなければならない。

朝っぱらからの突然の話。
何か重たいものを急に肩に乗せられたようで、気分が重い。

久しぶりの、業務上のストレスだ。
鬱陶しい。

夕方、上司始め関係者が集まって対応を協議。

ここで、やっとちょっと気が楽になった。

その安心がどこからくるか、というと、集まった関係者が、本社からの話に対して、同じスタンスだったからだ。

つまり、当初話の窓口になった私が本社から持ちかけられた話について、その打合せで集まった支店関係者が、皆、同じ意見だったということだ。これは大きい。
私一人が孤立するという格好ではなかった。その時集まった者たちは、支店の立場を守る、という点で、皆、お互いの味方だった。

少なくとも、この問題について、私一人が本社と戦う必要はないことがわかった。

それがはっきりした時に、気が楽になった。

久々の気疲れ、仕事のストレスの経過で思ったのは、「自分の味方になってくれる人がいる」というのが、ストレスを大幅に軽減する、と。

やっぱり、人を追い詰める最大のストレスは、「孤立」なのだ、と改めて実感した。

誰かによりかかり、誰かによりかかられる。
お互いに支え合う。

人って、やっぱり、そういうふうにしながらでないと生きられないと思う。

まずは、誰かを助けなければ。
誰かを追い込むようなことを、してはいけない。
そういうことだろう。

そんなことを思いながら、また今日も、さだ(まさし)さんの「デイジー」を思い出したのだった。

   忘れないで 僕だけは君の味方
   たとえ別れても 愛は変わらない
   忘れないで いつまでも君の味方
   たとえ世界を敵に回しても