naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

伊藤博文の千円札

イメージ 1

もう昨年の暮れ近くのことだが、妻が、クリーニングのおつりに、伊藤博文の千円札をもらってきた。

いやあ、懐かしい。

今普通に流通している千円札は、野口英世の肖像。
その前が、夏目漱石

さらにその前が伊藤博文だ。

今、日本銀行のサイトを見てみたら、伊藤博文の千円札が出たのが、昭和38年(63年)11月。
私が小学校2年の時だ。
それまでの、聖徳太子の千円札に比べると、ずいぶんカラフルな印象のお札で、父が「おもちゃの札みたいだな」と言ったのをおぼえている。

妻は小心者なので、この千円札を買物で使う勇気がないという。
ということで、私がもらった。

私は、買物で使う勇気がないわけではないが、せっかく手元に流通してきたこの珍しい札を、手放すのはもったいない。

以後、今日まで財布の中に入れたまま、手をつけずにいる。
オケの飲み会の時など、若い人に見せて、話のネタにしたり。

時々、財布の中の千円札がこれだけになっちゃうこともあるのだが、そういう時は、五千円札や一万円札を使い、伊藤博文には手をつけないようにしている。

さあ、いつまで持ってられるかな、これ。
とりあえず目標は、今年いっぱい。

余談になりますが、お札と言えば、小渕首相が始めた二千円札
あれって、ほんとに日頃の買物で、おつりに受け取ること、ないですよね。

せっかくの二千円札、かわいそうな気がするので、私は、銀行の両替機で両替する場合は、必ず二千円札を混ぜるようにしている。

でも、やっぱり、二千円札ってのは、使いにくいな、実際。
一番思うのは、めったに出回っていない札でもあり、支払に使った時に、わかってもらえないのではないか、という不安。
1,600円とかの買物で、二千円札1枚出すのって、やっぱり一瞬躊躇する。
まして、1,000円未満の買物なのに二千円札を出すのは、勇気がいる。五千円札を出すのにはそう抵抗がないんだけど。

二千円札って、やっぱりはずしたんだろうな。
いずれ発行がとりやめになって消えていくんだろうか・・・。