naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~GP。チケット70枚。マエストロからメール。

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  ベト8の4楽章。17小節休むところがこわいので、先週、スコアのコピーを貼りました。



ビデオカメラレンタル。しかし・・・

天台のダスキンレントオールで、いつものようにビデオカメラを借りる。
子供がいれば、運動会の撮影などあれこれあるんだろうが、我が家の場合、ものを録画するっていうと、せいぜいオケの本番くらい。
ということで、いつもレンタルで対応。

文化会館に着いて、GPの模様を録画しようと、三脚をひろげ、借りたカメラをセットし、さあ、と思ったら、液晶画面に「テープが入っていません」の表示(爆)。

あ、新浦安駅前のショッパーズプラザで買おうと思ってたのに、忘れておさんぽバスに乗っちゃった。

しかし、カメラをセットするまで気がつかないとはね・・・(汗)。

休憩の時、市役所前のファミリーマートでとりあえず1本買ってしのぎ、練習帰りに、ショッパーズプラザのベスト電器へ。

さあGP

日 時 : 08年6月7日(土) 15:00~19:30
場 所 : 浦安市文化会館大ホール
指 導 : 本番指揮者Y先生
内 容 : 合奏
曲 目 : 下記
弦人数 : 16・13・11・10・6
弓の毛 : リエンツィで2本、ベト8で1本、計3本

団員集合は14:00。
先週同様、舞台の山台を組む。

GPは、まず、返し一切なしの通し。

リエンツィ、ベト8、ブラ2、さらにアンコールも含めて、曲順に、返しなしで通して演奏。

前回のホール練から1週間経っているが、弾いていて、そういう感じがしない。
何が言いたいかというと、普通、1週間ぶりの練習だと、前回言われたことを忘れていたり、曲自体、あ、こういうことだったんだ、とか思い出しながら弾くことが、ある。
他の人は違うだろうけど、私は(汗)。

そういう感じがなくて、昨日の練習の続き、みたいな感じだった。
やっぱり、先週の集中練習は、それだけ密度が濃かったということだろう。

エンジンがかかるまで時間がかかる、ということもなかったし。
結構、この通し演奏はよかった。

頚の故障からくる痛みが思わしくないので、とうとう昨日、肘のサポーターを買った。

最初のワーグナーで、そのサポーターを傷む右肘に着けてみたのだが、失敗。
肘を締めつけられると、弓を動かしていて細かい音がちゃんと刻めない。はずすことにした。

通しの後、休憩をはさんで、返し。

Y先生から、「弾けないとこは、仕方がないから(笑)」。
「もう、練習してもね」。(←どういう意味? 無駄ってことか?)
「いい音を味わって、楽しんで演奏しよう」。

「リエンツィ」は、じっくりと返した。
「この曲は、いい音に浸れるかどうかだね」。

次にアンコール。
テンポの変動、ダイナミックの変更など色々あり、これも細かくじっくりと練習。
(本番の記事で、曲名書きますね)

以後、ベト8は、1楽章と2楽章だけ。

ブラ2は、1楽章だけ。

「ブラ2はね、頭から最後まで、森林浴をしているような、「気持ちいいーーー!」っていう音を出すことを考えて。Ddurのさわやかな響きを」。

ロビーコンサート練習

GPは、19:30に終了。
その後、明日、開演前のロビーコンサートに出演する者は、ロビーに移動してのリハーサル。

こちらも、4演目の出演者が、演目順に通しの練習。

バッハのヴァイオリンとオーボエの協奏曲は、何度か通して、まずは安心、という出来。明日が楽しみだ。

バッハの前に演奏する、モーツァルトオーボエ四重奏曲は、明日朝、早く集まって合わせることにした。

チケット70枚!

今回、ゴールデン・ウィークから進めてきた集客活動の結果。

現時点で、私の手元からお配りしたチケットは70枚。

いつもの倍だ。先月の、成田山での演奏会でだいぶはけた。会社の営業で言うと、いわゆる「スポット物件の受注」である。

文化会館の客席数は1,304。70人全員が来聴していただけた場合、シェアは5.37%だ。
上々、上々。

でも、天気が崩れるらしいんだな、明日の午後・・・。

エストロから直前メール!

この記事を書き始めていたら、指揮のY先生から、団のメーリングリストに、明日の本番に向けてのメールが。時に6月7日23:42。

一部抜粋して引用させていただく。

  皆様 今日はお疲れ様でした。最初固かった音も最後には大変柔らかくなりました。
  弦も木管金管も全てがよくなった!

  皆さんはショスタコ、市民演奏会で非常に伸びました。

  さて!今のオケに何が足りないでしょうか?
  それは 良い音、良い音楽を追求する欲求でしょうか?

  やはり深呼吸!どんな音楽もブレスが全てです。

  指揮者は音を出せない。オ-ケストラの前に立った時、登るべき山を示す事。
  後はヨ-イ ドンで自由。それがベストですと。

  明日 僕は皆さんに登るべき山を示します。

  素晴らしいコンサートの前日に!

実は、今回の演奏会に向けては、団のメーリングリストに、団員が、練習で気がついたことを、思い思いに配信するようになった。これは、今までなかったことなのだ。
練習で気がついた、注意すべきことを、他のメンバーに呼びかける動き。
例えば、「音を切るタイミングは、コンマスを見て」という提案が、管楽器のメンバーから出されたり。
これは、団としての大きな前進であり、貴重なことだと私は思っている。

そんな歩みの最後、GPも終わってみんなが帰宅しているこの夜に、指揮者からのメッセージ!

我々は、明日、先生が示してくれる山を、どんなふうに登り、山頂に立つのだろうか・・・。

いつもの本番前夜に比べると、何か、「明日はできそうだ!」という気がしてきた。

舞台の上にいる我々、そしてそれよりも、客席のお客さまが、少しでも幸せな時間を過ごせますように・・・。

一所懸命演奏します。

※練習往復の音楽
   ワーグナー 「リエンツィ」序曲
     ヤンソンスオスロ・フィル
   ベートーヴェン 交響曲第8番
     プレヴィン=ロイヤル・フィル
   ブラームス 交響曲第2番
     クライバーウィーン・フィル(MEMORIES EXCELLENCE盤、88年ライブ)
     ザンデルリンク=シュターツカペレ・ドレスデン