naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

市原市楽友協会オーケストラ本番終了

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今日13日(日)は、市原市楽友協会オーケストラの本番。

本番の会場は、市原市市民会館
昨日のGPもここで行われたが、会社の社員の通夜と重なり、出席できなかった。

内房線五井(ごい)駅西口から、国分寺台行きの小湊バスに乗って行く。
15分ほど乗って、「市原市役所」で下りると、向かい側が市民会館だ。

市役所とホールが併設されているケースは多い。
浦安市役所と浦安市文化会館。
木更津市役所と木更津市民会館。
そして、この市原市役所と市原市市民会館

しかし、前にも書いたと思うが、市役所って、どうして辺鄙なところにあることが多いのだろう。
上の3つは全部そうだ。
ホールは併設されていないが、千葉市役所も、千葉都市モノレールが通る前は、非常に不便な場所だった。

何か理由があるのか?

それはともかく、10:00からリハーサルである。

「ジュピター」の1楽章から。

幸い、途中を飛ばすということはなく、進行した。
これは、GPに出られなかった者としてはありがたい。
やはり、1週間ぶりなので、弾いていて、「あっ、そうだった」と思うところが時々ある。

今回は、3楽章のメヌエットは普通にリピートするが、1楽章、2楽章、4楽章はすべてリピート省略。
これがちょっと残念。
2曲プロで短いのだし、せめて両端楽章だけでもリピートしてほしかった・・・。

次に「展覧会の絵」。

最初の「プロムナード」から曲順に進む。

難しい「リモージュ-市場」が、やっぱりヤバいぞ、これは。

と思っていたら、最後の2曲、「鶏の足の上の小屋」「キエフの大門」は、やらずにアンコールになってしまった。
これはますますヤバいぞ。不安・・・。

昼食休憩になったので、団からいただいたお弁当を急いで食べると、ステージで、これらの曲をさらった。

合奏しなかった曲については、ウォークマンカラヤンの演奏を聴きながら、それに合わせて弾いた。これで、だいぶ感じがつかめた気も・・・。

そうこうする内、開場。

今日は、本番仕様の服装で家を出たので、会場で着替えの時間はいらなかった。
服装はもちろん、黒黒。
そして、ここのオケは、白の棒タイだ。
昨晩は、通夜だったので、同じ礼服に、黒のネクタイだったが、一夜明けて、今日は白。
浦安は、いつも黒の蝶タイ。毎年お邪魔しているユニ響(津田沼ユニバーサル交響楽団)も黒の蝶タイなので、白棒タイというのは、個人的には珍しい。家からしていけるから便利だが(さすがに蝶タイは家からは着用しにくい)。
ちなみに、私の大学オケは白棒タイだったので、蝶タイは、浦安に入団して初体験だった。

市原市楽友協会オーケストラ 第25回市民コンサート

   モーツァルト 交響曲第41番ハ長調「ジュピター」


   [アンコール]  オルフ 「カルミナ・ブラーナ」から25番

   指揮:吉田 悟

本番は、GPに出なかったことの影響で、やはり弾き間違いなどいくつかあった。
「ジュピター」のフィナーレ、譜めくりの後で、ヴィオラパートがちょっと乱れた。
私だけが間違えたのか、まわりの人も間違えたのか、あっという間のことで、真相は不明。

でも、この本番、楽しかった!

もう、何度も何度も書いたことだが、「ジュピター」を弾けた幸せ!

本来は、自分のオケで、半年かけて練っていって本番にかけたい曲だ。しかし、木管の編成がネックで、おそらく浦安では、今後とりあげる可能性が低い。
今回、エキストラという立場で、ちょっと撫でただけではあったが、それでも、この傑作を弾くことができたのは、嬉しい経験だった。
もしかして、一生の内で、これが最初で最後かもしれないし、1回でも弾けたというのは貴重だ。

そして、「展覧会の絵」。
エキストラをお引き受けした時点では、「ジュピター」さえ弾ければ、という気持ちだったが、その後、自分のオケで来春の定期演奏会のメインとして演奏することが決まった。
またとない予行演習という付加価値が、急に加わっての今回の本番となった。

短い期間の練習参加だったので、まだまだというところだが、これも本当にいい経験になった。

とにかく。
来春の浦安での本番は、是非とも、今日の市原のこの演奏会を上回る、いい演奏にしたいものだ。
個人としてはもちろん、オケとしても。

アンコールは、オルフの「カルミナ・ブラーナ」から。
私は「カルミナ・ブラーナ」という曲の全体を、きちんとは知らないが、このアンコールの曲は聴いたことがある。
もらった楽譜には25番と書いてあるので、終曲なのだろうか。
本来は合唱が入るナンバーだが、もちろん今回はオケのみ。それでもそれらしくは聞こえる。
オケと合唱団で構成され、年1回は合唱付きの曲を演奏している、この団体らしい選曲だ。

2曲プロのため、14:00の開演で15分休憩をはさみながら、15時半前には終演。

DVDとCDの頒布の案内があったので、記念にDVDを注文した。

ヴィオラトップのHさんから、12月に行われる、ドヴォルザークのレクイエムの演奏会の参加を打診されたが、浦安の本番が11月末でもあり、ちょっと厳しいかもしれない、とご返事した。

ということで、1ヶ月通ったこのオケともお別れとなった。

指揮の吉田先生、市原市楽友協会オーケストラの皆さん、楽しい演奏会を経験させていただき、ありがとうございました。

※本番往復の音楽
   ムソルグスキーラヴェル 展覧会の絵
     カラヤンベルリン・フィル(88年来日ライブ)
   モーツァルト ジュピター
     ビーチャム=ロイヤル・フィル
   ムソルグスキーラヴェル 展覧会の絵
     カラヤンベルリン・フィル(65年録音)
   モーツァルト ジュピター
     ヨッフム=ボストン響
   黒人霊歌集、ミュージカル・ハイライト
     小澤征爾=東京混声合唱