イクスピアリ｢第九｣本番終了

　　(写真上)開演３時間前。ＴＲＩＰＬＡＮＥというユニットのライブが終わったところ。
　　(写真中)これが待機場所の階段部屋。みんな最後までさらってます。
　　(写真下)風対策の新兵器。でも、使うほどじゃなかった・・・。

昨12月31日(水)、｢イクスピアリ・カウントダウン・セレブレーション2009｣の、｢カウントダウン｢第九｣コンサート｣、無事終了しました。

イクスピアリに向かう前、防寒対策で、毛糸の手袋をさがしに、新浦安のダイエーへ。
ほしかったのは、指先が出るタイプの手袋。昔、父の実家のおばあちゃんがそういうのをしていた。
完全に手全体を覆ってしまう手袋では、弓を持つ右手、弦を押さえる左手とも、演奏に支障がある。指先は裸で出ていないと困るのだ。
店員さんがさがしてくれて、無事購入。

集合場所は、昨年同様、アンバサダーホテルの小宴会場。
17:30の集合。17:10に入った。

楽器を出して、さらう。

17:50に、イベント会社スタッフから進行の説明。

その中で、｢来年は、浦安シティオーケストラさんが設立20周年、イクスピアリも10周年ということで、大きなことを考えています｣という話があった。
｢大きなことって何だ？｣と、オケのメンバーの中で話題に。

｢第九｣全曲をやるのか？
しかし、あの寒い屋外で全曲は無理だぞ。

シルク・ドゥ・ソレイユのあの新設劇場でやらせてくれるとか。
だったら寒くなくていいなあ。

進行の説明が終わった後は、18:50の移動までは自由時間。
例年、結構待ち時間が長いんだよね。

とりあえず、ホテル内の、｢ＴＩＣＫ　ＴＡＣＫ　ＤＩＮＥＲ｣という店に行って、Ｔｉｃｋ　Ｔａｃｋ　Ｄｏｇというのを食べる(前の前の記事)。
軽く腹ごしらえというつもりだったのだが、結構なボリュームのものが出てきてびっくり。

控え室に戻って、またしばらくさらう。

18:50、移動の号令がかかり、控え室を出て、廊下に並ぶ。
セレブレーション・プラザに移動。

ホテルを一旦出て、池(？)の脇の通路を通る。
暗い通路をぞろぞろと歩きながら、明るいホテルの窓を見ると、何か、人知れず国境を越えて亡命しようとしている集団みたいだ。

セレブレーション・プラザに到着。昨日と同じ、ＧＡＰ脇の階段スペースに待機。
２枚目の写真のような状況。

とりあえず荷物を置いて、セレブレーション・プラザに出てみる。

本番30分前だというのに、既にたくさんのお客さんがセレブレーション・プラザをとりまいて待っておられる。

朝の状況だと、極度に寒かったし、それにも増して風が強く、どうなるんだろうかと思ったが、実際にセレブレーション・プラザに出てみると、心配したほど寒くない。風も昨年よりは弱いようだ。
これなら大丈夫！

階段部屋で待機。

19:30、スタッフからの指示で入場。

椅子に座ってみる。
うん、気温も風も大丈夫そうだ。

ＭＣのＩさんの進行で、まず、Ｍのところを、ゲストの皆さん、一緒に歌いましょう、の呼びかけと、指揮のＫ氏の歌唱指導が２回。

その後、早くも本番。

本番は、楽しく弾けた。

寒さは全然大丈夫だった。
使い捨てカイロ、家からいっぱい持ってきたけど、靴用のだけ入れて、背中とか腕とかには貼らなかった。それでもＯＫ。むしろ、靴の中が熱くて困ったくらい。

買ってきた手袋をポケットに入れていたけど、これも使わずに済んだ。

風も、昨年ほどではなかった。ヴィオラは、例の新兵器があったし、まったくノープロブレム。
ビニールのポケットが照明に光って困るということもなかった。一応大正解。よかったよかった(写真下)。

しかし、最後の最後、コーラスが終わった後のプレスティッシモ、何で本番だけ、あんなに速かったんだ？
もちろんフルトヴェングラーほどじゃないけど、びっくりしちゃった。
誰があおったんだ？(笑)
あの部分、弦はあおりようがないんで、管、やっぱり金管だな。
勘弁してよ～。ついていけなかった・・・。

終演後、昨年と同じ、４階のイタリアンレストランで、打ち上げ。
多数参加して、楽しい時間だった。

大みそかが誕生日の、ヴァイオリンのＰちゃんに、今年もケーキが用意されて、みんなで｢ハッピー・バースデー｣。

我々の席は、予約席ではあるのだが、一般のテーブルとは仕切りがないシチュエーション。
テーブルのお客さんからすると、何か、ぞろぞろと黒衣装の連中が入ってきて、パーティーを始めて、騒がしかったことと思う。
ご迷惑をおかけして、すみませんでした。

ヴィオラのＳａさんは、このイクスピアリを区切りとして、来年前半は休団される。
打ち上げには参加されたので、近い内の復帰をお願いした。

打ち上げ後、セレブレーション・プラザそばのディズニーショップに寄って、ドナルドのぬいぐるみ、買いました。

そして、乗った京葉線で、一部の皆さんのご心配通り、多くの皆さんのご期待通り、蘇我まで乗り越しました。
2008年、最後の最後も乗り越しで締め。
学習しない奴だ・・・。

浦安オケの皆さん、大みそかまで、楽しい時間を、本当にありがとう。
合唱の皆さん、ありがとうございました。
それにも増して、聴いて下さったイクスピアリのゲストの皆さん、ありがとうございました。

※本番往復の音楽
　　　　ベートーヴェン　第九
　　　　　　　フルトヴェングラー＝バイロイト祝祭管
　　　　　　　ショルティ＝シカゴ響(72年録音)
　　　　チャイコフスキー　｢1812年｣序曲
　　　　チャイコフスキー　スラヴ行進曲
　　　　ムソルグスキー　はげ山の一夜
　　　　ムソルグスキー＝ラヴェル　展覧会の絵
　　　　　　　デュトワ＝モントリオール響
　　　　ベートーヴェン　交響曲第１番
　　　　　　　ブリュッヘン＝18世紀オーケストラ