naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

相性~シューベルト「ザ・グレイト」

今日は、宇都宮への出張の道々、ワルター=コロンビア響の、シューベルト「ザ・グレイト」を聴いた。

このシンフォニー、華やかに開く大輪の花のような音楽だ。
端から端まで、本当によくできた曲だと思う。

しかし、音楽との相性というのは不思議なもので、この曲は、私としては、しばしば聴きたいとか、好きで好きで仕方がないとか、そういうポジションにない。

シューベルトのシンフォニーだったら、5番と「未完成」の方が、私にはよほど魅力的だ。

いい曲だと思うし、よくできている音楽だとも思っても、それが、生理的に自分にとって、毎日なくてはならない音楽ではない、ということもある。

不思議なことだ。

先日、自分でも演奏した、ドヴォルザークのチェロ協奏曲なども、私にとっては同じような存在だ。

女性でもそういうことってあるよね(突然、何だ?)。

文句のつけようのない美人が、自分にとって、最も魅力のある女性とは限らない・・・。

そういう話なのかな。

そういう話なんだと思う。