ＮＨＫ正面実況は佐藤アナ。この人は｢なるほど｣が口癖であることに気がついた。
豊響が、磋牙司にいい突き押しで地力の差をみせて、５勝１敗。今場所はこの人らしい相撲が出ている。
豊真将は、翔天狼に敗れて３勝３敗。豊真将という力士は、やはり基本が受けの相撲なので、どうしても一度は押し込まれる場面がある。そこから反撃しての攻防は五分でも、後手にまわっているのは事実なので、なかなか星があがりにくいところがあるように思う。
根本的に相撲を変えることを考える必要がある。昨日のような相撲もとれるのだし。
豊真将は、過去に番付運もあったが、いまだに三役に上がったことがない。このところ、ぱっとしない場所が多いので、もしかして、そのまま終わるのではないか、という万一の懸念も持つ。
根本的に相撲を変えることを考える必要がある。昨日のような相撲もとれるのだし。
豊真将は、過去に番付運もあったが、いまだに三役に上がったことがない。このところ、ぱっとしない場所が多いので、もしかして、そのまま終わるのではないか、という万一の懸念も持つ。
安美錦は、体重が増えたことで、自ら突き押しの相撲がとれるようになった。相撲に幅が出てきた。今日も、黒海との突き合いに攻め勝って、右からおっつけて鋭い出足をみせた。勝負どころで右膝が入って痛そうにしていたが、明日以降どうか。
琴欧洲と稀勢の里は、稀勢の里が絶好調だけに注目したが、琴欧洲がさすが大関という相撲をとった。
琴欧洲は、立ち合い左差しが早く、一枚まわしながら上手もすぐとって、相手に上手を与えない形に組むことに成功。稀勢の里は、今場所初めて上手をとらせてもらえず、下手一本の相撲。これでは、長身の琴欧洲に対抗することは難しい。稀勢の里は、琴欧洲が一枚まわしの上手をしっかりとろうとするのを嫌ったのが精一杯で、自分は上手がとれぬままで、右からおっつけるなど、特に反撃する動きもなく、琴欧洲がそのまま寄り倒した。
上手中心のいい内容の相撲が続いていた稀勢の里だが、今日は先場所以前の相撲に戻ってしまった。琴欧洲が対戦成績をリードしてきて、この対戦には自信を深めてきているようだ。
琴欧洲は、立ち合い左差しが早く、一枚まわしながら上手もすぐとって、相手に上手を与えない形に組むことに成功。稀勢の里は、今場所初めて上手をとらせてもらえず、下手一本の相撲。これでは、長身の琴欧洲に対抗することは難しい。稀勢の里は、琴欧洲が一枚まわしの上手をしっかりとろうとするのを嫌ったのが精一杯で、自分は上手がとれぬままで、右からおっつけるなど、特に反撃する動きもなく、琴欧洲がそのまま寄り倒した。
上手中心のいい内容の相撲が続いていた稀勢の里だが、今日は先場所以前の相撲に戻ってしまった。琴欧洲が対戦成績をリードしてきて、この対戦には自信を深めてきているようだ。
魁皇と豊ノ島は、立ち合い豊ノ島がすばやくもろ差しになり、後は思い通りの相撲。魁皇に小手投げの構えなどを作らせるスキを与えずに先手先手と動いた。
それにしても、今日の魁皇の立ち合いはよくない。左脇があまりにも甘かった。どうぞ差して下さい、という感じだった。
毎日書いているが、記録に沸いたものの、今の魁皇の力はこんなものだ、ということだろう。これで２勝４敗。勝ち越しはきわめて厳しいと思う。
それにしても、今日の魁皇の立ち合いはよくない。左脇があまりにも甘かった。どうぞ差して下さい、という感じだった。
毎日書いているが、記録に沸いたものの、今の魁皇の力はこんなものだ、ということだろう。これで２勝４敗。勝ち越しはきわめて厳しいと思う。
昨日やっと初日を出した琴光喜が、また負けた。立ち合いに右をのぞかせたまではいいが、前に出ようとしても、やはり上体が高く、手だけで押している。腰がついていっていない。引かれると危ないぞ、と思って観ていたが、果たして、のどわで攻めていた雅山が、そののどわをはずすと、琴光喜はばったり落ちた。お粗末の一言だ。相撲をとりながら、次の展開を読むことができない状態のようだ。
日馬富士が豪栄道に薄氷の勝ち。今日の日馬富士は、前に出ようという気持ちが最初から見られず、いきなり相手の右かいなをたぐって下がる相撲。黒房下でまわりこみながら、左で上手をとり、出し投げで決めた(場内決まり手はひっかけ)。危ない相撲で、日馬富士自身、余裕はなかったと思う。
ともかく、日馬富士らしい、前に出る攻めがまったくなかった点、内容には大いに不満が残る。
豪栄道は昨日の朝青龍を破ったのとまったく同じような格好で敗れた。勝負がついた場所も、昨日は赤房下、今日は黒房下。
ともかく、日馬富士らしい、前に出る攻めがまったくなかった点、内容には大いに不満が残る。
豪栄道は昨日の朝青龍を破ったのとまったく同じような格好で敗れた。勝負がついた場所も、昨日は赤房下、今日は黒房下。
白鵬と北勝力は、まったく一方的。立ち会った瞬間に、北勝力のもろ手突きをかいくぐって、下からもろ差し。一気に西へ出て、30連勝となった。北勝力は、まったく歯が立たず。
今日の白鵬の相撲は、豪栄道戦に並んで大変いい内容だった。
９月場所６日目、翔天狼に敗れたのを最後に続いている連勝。まだ30連勝だから、先のことを言うのは気が早いが、今場所全勝なら39連勝、来場所も全勝なら54連勝、というのは、実は、昭和63年の千代の富士の53連勝と同じだ。千代の富士は、千秋楽の54連勝目を、大乃国に敗れて逸している。
今日の白鵬の相撲は、豪栄道戦に並んで大変いい内容だった。
９月場所６日目、翔天狼に敗れたのを最後に続いている連勝。まだ30連勝だから、先のことを言うのは気が早いが、今場所全勝なら39連勝、来場所も全勝なら54連勝、というのは、実は、昭和63年の千代の富士の53連勝と同じだ。千代の富士は、千秋楽の54連勝目を、大乃国に敗れて逸している。
朝青龍と鶴竜は、過去横綱の６戦全勝ながら、鶴竜が力をつけてきているので、期待が持てる相撲だったが、昨日負けたことで引き締めてきたか、朝青龍が厳しい相撲だった。
立ち合い右から張って左四つ。左四つは、鶴竜も力が出るところだが、朝青龍は先に上手をとった。この上手は実に速かった。そして鶴竜に上手を与えない。これでは、さすがに鶴竜も苦しい。何とか上手をとろうと試みたが、横綱はこれを許さず、青房下に寄って出た。鶴竜は、もっと先手で動かないと、横綱攻略は難しい。この一番、朝青龍の方が常に自分のペースで先手をとっていた。
立ち合い右から張って左四つ。左四つは、鶴竜も力が出るところだが、朝青龍は先に上手をとった。この上手は実に速かった。そして鶴竜に上手を与えない。これでは、さすがに鶴竜も苦しい。何とか上手をとろうと試みたが、横綱はこれを許さず、青房下に寄って出た。鶴竜は、もっと先手で動かないと、横綱攻略は難しい。この一番、朝青龍の方が常に自分のペースで先手をとっていた。
