9月場所12日目。
事態はますます深刻に=つまらなくなった。
しかし、それでも、そうはいかんぞ、という相撲を見せるべきなのが大関という地位だ。
それなのに、何でこんな相撲しかとれないのかねえ。
殊勲の栃煌山について、NHKの実況で、「この調子で2ケタ勝てば、さらに上の地位がねらえる」などとコメントされていたが、その「上の地位」にいる者たちが、こんな情けない相撲をとっているのでは、栃煌山も、大関に上がっても同じことになるのでは? というような、逆説的な不安を持ってしまうよ。
昨日の相撲記事にも書いたが、大関の何人かが全勝とまではいかなくとも、もし1敗でここまできて、白鵬に勝てば並ぶ、というような状況であれば、白鵬の連勝ストップに加えて、優勝争いの面でも値打ちのある話だったと思う。
しかし、この状況ではねえ・・・。
その白星で、優勝争いにも、その大関自身の成績にも、何の意味もないという状況に、今既になっているわけだ。
ところでその白鵬の、今日の魁皇戦。
内容的には少々よくなかった。立ち合い突きにいったのは悪くないが、組み止めるまでが長すぎた。
あまり離れた攻防になると、かいなをたぐられるおそれがあったと思う。
時間はかかっても左四つに組んだ時点で勝負はあったが、万全の相撲とは言えなかった。
今の魁皇相手なら、もっと完璧に封じ込める相撲をとらないと。
内容的には少々よくなかった。立ち合い突きにいったのは悪くないが、組み止めるまでが長すぎた。
あまり離れた攻防になると、かいなをたぐられるおそれがあったと思う。
時間はかかっても左四つに組んだ時点で勝負はあったが、万全の相撲とは言えなかった。
今の魁皇相手なら、もっと完璧に封じ込める相撲をとらないと。