(上)当日のチケット(南西スタンド1階A列24番。S席で3,000円)
(下)ハガキの投函状況
(下)ハガキの投函状況
※音楽雑記ノート「音楽断章」に、オフコース初めての武道館公演に行った時のセットリストが記録されている。セットリストのみで、演奏への感想は書かれていない。
(5人組のオフコースは、この後、「We are」のツアーで1981年2月、「over」のツアーで1982年6月に武道館公演を行っている。後者は10日間の公演で、話題になった)
(5人組のオフコースは、この後、「We are」のツアーで1981年2月、「over」のツアーで1982年6月に武道館公演を行っている。後者は10日間の公演で、話題になった)
SAVE THE LOVE
こころは気紛れ
愛の唄
MC
その時はじめて
~季節は流れて
幻想
愛を止めないで
MC
青春
歌を捧げて
MC
思いのままに
Yes・No
さよなら
心さみしい人よ
Run Away
~のがすなチャンスを
(生まれ来る子供たちのために テープ演奏)
こころは気紛れ
愛の唄
MC
その時はじめて
~季節は流れて
幻想
愛を止めないで
MC
青春
歌を捧げて
MC
思いのままに
Yes・No
さよなら
心さみしい人よ
Run Away
~のがすなチャンスを
(生まれ来る子供たちのために テープ演奏)
<アンコール>
Yes・No
眠れぬ夜
Yes・No
Yes・No
眠れぬ夜
Yes・No
(以下、現在のnaokichi記述)
この武道館公演のチケットは、往復ハガキでの申込だった。
同じノートには、往復ハガキの投函状況についても書かれている。S席、A席、B席があったので、S席にだけ集中させると当たらないのではないか、と席種を分散させ、投函場所もあちこち変えて、延べ7回投函。総枚数122枚。何枚当たったんだったか・・・?
同じノートには、往復ハガキの投函状況についても書かれている。S席、A席、B席があったので、S席にだけ集中させると当たらないのではないか、と席種を分散させ、投函場所もあちこち変えて、延べ7回投函。総枚数122枚。何枚当たったんだったか・・・?
確か前日が公演の初日で、会社の女子社員でオフコースファンのMさんが聴きに行った。
どうだった? と聞いたら、もちろんとてもよかったとの話だったが、加えて、「最初に、あたしが一番好きな曲をやってくれたの!」と興奮気味だった。何の曲かと尋ねても、行けばわかるから、と教えてくれない。首をかしげながら、武道館へ。
どうだった? と聞いたら、もちろんとてもよかったとの話だったが、加えて、「最初に、あたしが一番好きな曲をやってくれたの!」と興奮気味だった。何の曲かと尋ねても、行けばわかるから、と教えてくれない。首をかしげながら、武道館へ。
「木星」が途中でフェイドアウトし、オフコースとしての1曲目は、「SAVE THE LOVE」。開演前にステージの前を覆っていた白い布が、演奏開始とともに落ちて、メンバーが姿を現すという演出だったが、片方の端が落ちずに、しばらく布が斜めになるというアクシデントがあった。
それから、間奏部分、小田(和正)さんがキーボードで弾くメロディで、音を一つド派手にはずしたのも忘れられない。やはり、武道館ということで、緊張しているのかな、と思ったものだ。
「Yes-No」は、この公演の1週間前、6月21日に発売されたばかりの新曲だった。その後のオフコースのライブ、また、現在の小田さんのライブでも、はずせぬ定番曲になっているが、この武道館公演が、ライブとしての初演だったことになる。
本編で1回、そしてアンコールで2回、計3回も演奏された。アンコールの2回目の時は、正直、またかよ、と思った。別の曲をやってくれればいいのに、と。
この曲では、「ああ時は音をたてずに」のところで、客席が、「パンパパン」のリズムで手拍子を入れるのがお約束だが、これは、この日、3回演奏される過程で、早くも確立したものだ。2回目か3回目の演奏で、自然発生的に「パンパパン」が客席にひろがった時の印象は鮮烈だった。
30年以上経つ今、もう時効と勝手に判断して書くが、実はこのライブ、隠しどりをした。会社にある、会議等の録音用のカセットテープの録音機を借りて持って行き、録音した。この時のテープは、さがせば家の中のどこかにあるはずだ。
公演翌日の日曜日に、テープを聴き返したのだが、アンコールの途中で、テープを裏返した時に、装着を誤り、以後、テープがからんだ形でまわっていたため、そこからは聴くに堪えない音質になってしまっていた。
特に好きだった「眠れぬ夜」がちゃんと録音できていないことを知った時のショックは、今でもおぼえている。
その日曜日は、以後、何をする気にもならないほど落ち込んだものだった。
懐かしいなあ。
特に好きだった「眠れぬ夜」がちゃんと録音できていないことを知った時のショックは、今でもおぼえている。
その日曜日は、以後、何をする気にもならないほど落ち込んだものだった。
懐かしいなあ。