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68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

7月場所千秋楽~順当な結果の全勝決戦

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めったに見られぬこの画面。十四勝、十四勝。
29年前の千代の富士隆の里戦、私は長野の友人宅で観た。

さて、その大一番は、ほぼ一方的な内容。

予想通りの結果となった。

白鵬は、昨日あんな相撲をとったことが敗因だったと思う。
昨日、力を振り絞っての相撲で今日に臨んでいたら、こんな展開にはならなかったと思う。

今場所の両者の内容からして、この結果に不思議はない。
相撲の厳しさ、スピード、何よりも勝つことへの気迫の違い。

協会もNHKも、またまた来場所は「綱盗り場所」としている。
昨日も書いたように、今場所、やることがすべてうまくいった日馬富士が、来場所以降、横綱の地位にふさわしい成績をあげ続けられるとは、まだ私にはイメージできない。

昨年7月の優勝以後、先場所までの5場所中、3場所が8勝7敗だったことを忘れてはならない。

さて白鵬。2場所続けて優勝を下位に譲ったこと。また、歴史的な全勝決戦で、大関とは言え、下位に名をなさしめたこと。

過去になかった悔しさではないかと思うが、その悔しさを糧にできるかどうか。
まだ27歳。衰えとは思いたくないが、僅か2年前、4場所連続全勝優勝を果たし、63連勝したことの反動が来ている面はあろう。

巻き返せるのか、あるいはこのまま下り坂に向かうのか。今年の残り2場所で見えてくるだろうと思う。

大関については昨日書いた。飛び抜けた成績を残せた日馬富士以外は、大関としては平凡とさえ言えない。

大関同士でつぶし合い、下位にとりこぼせば、2ケタがやっとというのが、今の大関の環境だ。
厳しい競争環境ととらえて、ここから上に抜ける力士が果たして出てくるかどうか。
個人的には、横綱のイメージが持てるのは、やはり把瑠都だ。

稀勢の里にはどうしても言っておかねばならない。
ああいう立ち会いをしていては、本調子でない琴欧洲にさえ勝てない。今日の相撲には、非常に重いものを感じた。
終盤の4日で、すっかり立ち会いに迷ってしまったようだが、改めて自分の立ち会い、自分の相撲についてとことん考えないと、来場所以降は2ケタも難しくなるはずだ。

妙技龍、新三役での勝ち越し、連続技能賞はお見事。

松鳳山はいつの間にか持ち直して、とうとう千秋楽勝ち越し。女子☆さん、おめでとう!

その他、ひいきの力士で、ほめたい人、来場所に期待したい人、色々いるが、省略。

番付予想も、幕内=十両十両=幕下の入れ替えは、ずいぶんありそうで、わけわかんないんで、省略(笑)。

では、また来場所!