naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

趣味の世界の難しさ

昨8日(日)は、市原市楽友協会の合唱合わせで弾いている途中、浦安オケで今ちょっと直面している問題を思い出して、あれこれ考えてしまう時間があった。

仕事のことでもないのに、何で気持ちが下を向くのかな、と思ったが、そうか、仕事じゃないからだ、と思い至った。

会社では、これでももう35年以上のキャリアがあるから、ある程度のことだったら、一応の判断はできる。

そんないい歳した社会人が、オケのことになると、何故色々考え迷うんだろう。

つまり、仕事じゃないからなんだね。

仕事だったら、個々の社員に考え方の相違があったにしても、そこには会社の方針だとか、上司と部下との指揮命令関係がある。

組織の秩序。

しかし、アマオケの場合は組織ではあってもそれとは違う。

そこに集まった人たちの考え方や事情は個々に違うが、その一つ一つ、一人一人はすべてが対等だ。

例えば、練習には毎週参加しましょう、というのは、当たり前のようでありながら、決して団の全員が共有する規範とは言えない。

家庭の事情等で毎週練習に出られない人を非難したり排除することも、正しくはないからだ。

それぞれの人が、それぞれの形で、それぞれの楽しみ方ができる場でありたい。少なくとも浦安オケはそういうオケだ。

趣味の世界だからこそ、という難しさがそこにある。

それぞれの考え方がぶつかった場合、それを調整するのがやさしくない場面もある。

仕事だったら、むしろ簡単なのかな。仕事の方が、もしかすると価値観を共有しやすい面はあるかもしれない。

私が今色々考えているある問題も、自分にとっては決して簡単ではない。仕事上で同様のことが生じたら、割合楽に判断を下しているかもしれないが。

具体的な内容はここには書かないが、必要なら、自分が信頼するオケ仲間に助けてもらいながら、答えを出したい。