あの折、自宅のパソコンでは、ブラウザをGoogle Chromeに変更して、マイクロソフトが対応プログラムをリリースしてくれるのを待った。
ほどなく対応プログラムリリースの報道があったので、さっそくインストールしようとしたのだが、問題にぶつかった。
この対応プログラムは、Windows Updateを通じて入手する形になっていたのだが、そのWindows Update自体ができないのだ。
このことには、前から薄々気づいていた。
自動更新を設定してあるので、以前だと、プログラムのインストールとかが勝手に行われ、折にふれてそういう表示が出ていたものだ。
それがついぞ見られなくなったとは思っていた。
たまに気がついて、手動でUpdateをしようとすると、エラーが出てできないのだった。
今回、脆弱性回避のプログラムのインストールのため、改めてやってみたが同様。
あ、やっぱり今度も何かうまくいかないんだ、と思った。
これまでは、エラーが出ても、気にしないというか、忘れてしまっていたのだが、今回は、ここをクリアしないと、インターネット・エクスプローラが使えない。
世間の報道がとうに沈静化した中、自分のパソコンは、何も解決していない状況なわけだ。
ここは、腰を据えて取り組まねば、とネットであれこれ検索してみると、私が直面するエラーは、世間でも珍しくないらしく、いくつかの情報がヒットした。
そのいくつかにあたったところ、Windows Updateにアクセスできない状況は、ハードディスクを交換したパソコンで発生しているらしきことがわかった。
ここで、はたと膝をたたいた。
昨年秋、パソコンをファンエラーの修理に出した時、ハードディスクも交換してもらったのだった。
となると、修理から戻ってきた昨年10月上旬以来、Updateはまったく行われないままだったんだろうか。おそらくそうだ。
ネット検索で得た、その情報によると、ハードディスクのドライバが適切に適用されていないと、Updateにアクセスできないのだそうだ。
うーん、これは自分の手に余る。
交換されたハードディスクが、どこのメーカーの製品かわからないし、ドライバをどうやったら入手できるかもわからない。
ということで、修理業者に実情を知らせ、対応方法を教えてほしいとメールしたのが、今月3日(土)のことだった。
いくらも経たない内に、返信をもらうことができ、対応方法を試したが、うまくいかない。
以後、何度かメールのやりとりをして、別の方法も教えてもらったのだが、いかんせん、こちらはパソコンについては素人なので、専門家が書いてくるメールを、充分に理解して、対応方法を実行できない。
半月以上を経て、今日20日(火)に届いたメールの文面に従って、また試してみたら、おー、Windows Updateが、7ヶ月半ぶりに動き始めたじゃないか。
よかった~。
さすが、久しぶりだけあって、62個の更新プログラムをインストールした。
これで、やっとインターネット・エクスプローラを使えるようになった。
パソコンお直し隊のA様、大変お世話になりました。お忙しい中、ありがとうございました。