今日12日(金)は、年1回の健康診断。
来月には60歳、還暦、という節目でもあるので、オプションで「人間ドックコース」にした。
会社指定の健診機関は、東京駅八重洲北口近くの健診センター。
病院ではなく、健康診断専門の施設だ。
2フロアに、すべての検査室が配置されている。
企業健診だけでなく、一般の人も来るので、40人くらいの人が、自分に与えられた番号の椅子に座って待つ。私は、今日は10番だった。
係員の誘導に従って、身体計測、視力、聴力、心電図など、それぞれの検査室に順次入って、検査をしてもらう。
人によって検査項目が異なるから、漏れなく案内するのは大変ではないかと思ったりもするが、今はコンピュータ管理だから、検査項目漏れはないのだろう。
また、一つの検査を終えると同時に、そのデータがしかるべきところに集約されていく。
検査を受けながら、何か、オーケストラみたいだな、と思った。
このフロア、各検査室には、レントゲン技師だったり、心電図をとる技師だったり、それぞれの検査分野の専門家がいて、手際よく検査してくれる。
そして、検査を受ける人を、それぞれの順番で受け入れて、フロア全体として、一人一人の健康診断を遺漏なく終了していく。
個々のメンバーがそれぞれの役割を果たしつつ、全体として、一つのパフォーマンスを行う、という点で、何か、オーケストラみたいだな、と。
人間ドックのコース、ふだんの生活習慣病健診にはない項目がいくつかあったが、それでも、すべての検査は、1時間半ほどで終わった。
その後、医師の面談。
その時には、既に、今日の検査データは、医師の目の前のパソコンにまとめられており、それを順番に説明してくれた。
これから、複数の医師で協議の上で、最終結果は後日郵送されるが、とりあえず、概要から判断されるところでは、完全健康体では当然なく(若い頃からそうだし、もはやこの歳だしね)、いくつか問題はあるものの、大きな問題はないそうだ。
とりあえずよかった。