naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

人間ドック

今日12日(金)は、年1回の健康診断。

来月には60歳、還暦、という節目でもあるので、オプションで「人間ドックコース」にした。

会社指定の健診機関は、東京駅八重洲北口近くの健診センター。

病院ではなく、健康診断専門の施設だ。

2フロアに、すべての検査室が配置されている。

企業健診だけでなく、一般の人も来るので、40人くらいの人が、自分に与えられた番号の椅子に座って待つ。私は、今日は10番だった。

係員の誘導に従って、身体計測、視力、聴力、心電図など、それぞれの検査室に順次入って、検査をしてもらう。

人によって検査項目が異なるから、漏れなく案内するのは大変ではないかと思ったりもするが、今はコンピュータ管理だから、検査項目漏れはないのだろう。

また、一つの検査を終えると同時に、そのデータがしかるべきところに集約されていく。

検査を受けながら、何か、オーケストラみたいだな、と思った。

このフロア、各検査室には、レントゲン技師だったり、心電図をとる技師だったり、それぞれの検査分野の専門家がいて、手際よく検査してくれる。

フルート、オーボエクラリネットなど、それぞれのパートの楽器専門の楽員がいるようなものだ。

そして、検査を受ける人を、それぞれの順番で受け入れて、フロア全体として、一人一人の健康診断を遺漏なく終了していく。

個々のメンバーがそれぞれの役割を果たしつつ、全体として、一つのパフォーマンスを行う、という点で、何か、オーケストラみたいだな、と。

人間ドックのコース、ふだんの生活習慣病健診にはない項目がいくつかあったが、それでも、すべての検査は、1時間半ほどで終わった。

その後、医師の面談。

その時には、既に、今日の検査データは、医師の目の前のパソコンにまとめられており、それを順番に説明してくれた。

これから、複数の医師で協議の上で、最終結果は後日郵送されるが、とりあえず、概要から判断されるところでは、完全健康体では当然なく(若い頃からそうだし、もはやこの歳だしね)、いくつか問題はあるものの、大きな問題はないそうだ。

とりあえずよかった。