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68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

大学オケ時代の指揮者がテレビ出演

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14日(火)、23:00からBSジャパンで放映された「エンター・ザ・ミュージック」に、大学オケ時代の指揮者だった、イギリス人のDavid Howell(デービッド・ハウエル)氏が出演した。

 

私の在学中、すべての演奏会は、Howell氏の指揮だった。

 

氏の出演については、1年先輩のヴァイオリンのKさんから、メールで情報が入っていた。

 

この番組については、存在自体知らなかったが、30分番組で、藤岡幸夫氏が司会。

 

今回は、「ねこふんじゃった」がテーマだった。

 

ピアノが弾けない人でも、この曲は弾ける、という話に始まり、その原曲であるワルツを、久元祐子先生が弾いた後、Howell氏の出番となった。

 

「作曲家・指揮者」との肩書きがテロップ表示され、Howell氏が作曲した、「ねこふんじゃった」を主題とする変奏曲が、自身の指揮で、関西フィルを振って演奏された。

 

主題が演奏された後の一連の変奏は、世界各国を旅するコンセプトで、それぞれの国の音楽のパロディとして作曲されたものだった。

 

「笑いながら作曲した」とHowell氏。

 

スペインは、シャブリエの「スペイン」、ポーランドは「軍隊ポロネーズ」、ハンガリーは「ハンガリー舞曲」、フランスは「牧神の午後への前奏曲」など。

 

画面に登場したHowell氏は、さすがに、約40年の歳月を経て、少々お歳を召された、という感じだったが、お元気そうな指揮ぶりが嬉しかった。

 

演奏前に、少しインタビューもあったのだが、あんまり日本語うまくなってないな(失礼)と思った。

 

演奏された変奏曲も、とても面白かった。

 

在学中、氏が作曲した楽曲や、映画音楽、日本民謡、大学の校歌の編曲を、いくつも演奏したことがある身としては、それらの記憶に通じる「Howellサウンド」が、懐かしく感じられた。

 

曲の最後は、氏の活動の本拠である大阪の、「六甲おろし」がとりあげられ、締めくくられた。

 

機会があれば、Howell氏にお会いしたいものだ。

 

録画したかったが、別の番組の予約録画をしていたため、保存できなかったのが、残念。