14日(火)、23:00からBSジャパンで放映された「エンター・ザ・ミュージック」に、大学オケ時代の指揮者だった、イギリス人のDavid Howell(デービッド・ハウエル)氏が出演した。
私の在学中、すべての演奏会は、Howell氏の指揮だった。
氏の出演については、1年先輩のヴァイオリンのKさんから、メールで情報が入っていた。
この番組については、存在自体知らなかったが、30分番組で、藤岡幸夫氏が司会。
今回は、「ねこふんじゃった」がテーマだった。
ピアノが弾けない人でも、この曲は弾ける、という話に始まり、その原曲であるワルツを、久元祐子先生が弾いた後、Howell氏の出番となった。
「作曲家・指揮者」との肩書きがテロップ表示され、Howell氏が作曲した、「ねこふんじゃった」を主題とする変奏曲が、自身の指揮で、関西フィルを振って演奏された。
主題が演奏された後の一連の変奏は、世界各国を旅するコンセプトで、それぞれの国の音楽のパロディとして作曲されたものだった。
「笑いながら作曲した」とHowell氏。
画面に登場したHowell氏は、さすがに、約40年の歳月を経て、少々お歳を召された、という感じだったが、お元気そうな指揮ぶりが嬉しかった。
演奏前に、少しインタビューもあったのだが、あんまり日本語うまくなってないな(失礼)と思った。
演奏された変奏曲も、とても面白かった。
曲の最後は、氏の活動の本拠である大阪の、「六甲おろし」がとりあげられ、締めくくられた。
機会があれば、Howell氏にお会いしたいものだ。
録画したかったが、別の番組の予約録画をしていたため、保存できなかったのが、残念。