今日15日(日)は、午前がヴィオラ分奏、午後が弦分奏。
今回、難曲のラフ2ということもあってか、昨年末、練習に取り組み始めた初期に、インペクから、ヴィオラ分奏を設定してはとの提案を受けた。
せっかくなので、全員が揃えるようにと日程を調整し、今日に決まった。
指導者は、弦トレーナーのY先生を通じて、同じN響のM先生をご紹介いただいた。
初めてのことだし、今季1回限りの貴重な機会だ。予め、教えていただきたい箇所をメンバーで出し合い、M先生にメールでお伝えしておいた。
そんな今日15日は、数日前から、春の嵐になるとの予報。昨日予報をチェックした時点では、雨は大したことがなさそうだが、やはり風は強そうだった。
やっぱりそうか、と起きると、外は確かに台風を思わせる強い風の音がする。
分奏は9:00から、練習場所は文化会館である。
雨は降っているが、さほどの降りではない。それより風がやはり強い。
近くのバス停に行ってみると、幸い稲毛駅行きのバスが間もなく来るところだったので待つ。
自宅付近と違って、浦安駅近辺は強い雨。バス停まで歩くのが難儀に思われたので、タクシーに乗ってしまうことにした。タクシー乗り場には行列ができていたが、空車の到着は順調で、8時半前にはめでたく文化会館に到着。
順次メンバーも集まり、M先生も無事に到着されて、予定通り、ヴィオラ分奏を行うことができた。
日 時 : 2018年4月15日(日) 9:00~12:00
場 所 : 浦安市文化会館第2練習室
指 導 : 特別講師M先生
内 容 : ヴィオラ分奏 乗り番団員6人全員参加
曲 目 : ラフマニノフ(1・4・3・2楽章)
弓の毛 : 無事
場 所 : 浦安市文化会館第2練習室
指 導 : 特別講師M先生
内 容 : ヴィオラ分奏 乗り番団員6人全員参加
曲 目 : ラフマニノフ(1・4・3・2楽章)
弓の毛 : 無事
M先生とは初対面。ヴィオラだけでプロの指導を受けるのも初めて。
少なからず緊張したが、M先生が気さくに接して下さったので、当方の緊張も少しずつほぐれた。
曲は、ラフマニノフの2番オンリー。3時間で練習できる箇所は限られたが、M先生としてここはと思われる箇所、こちらからお伝えしていた箇所を、順次ご指導いただいた。
短時間ではあったが、大変貴重な勉強をすることができた。
個人的には、プロの奏者のヴィオラの音を聴けたことが、まず得難い経験だった。
日頃、当オケの弦トレーナーは、ヴァイオリンのY先生、チェロのK先生が中心なので、練習中に聴く指導者の楽器にヴィオラはない。
M先生には、難しいところの練習の仕方とか、楽器を弾くにあたっての基本的な心がけなど、色々教えていただいた。
余り「弾きすぎない」ようにすること。弓を使い過ぎる傾向があるので、できるだけコンパクトに弾くようにとの指摘。
3楽章の静かなところなどは、右手の弓で音を出そうとするのでなく、左手に持った楽器の方から力を伝えて音を出させることを考えるようにと言われて、そんな考え方があるのか、とびっくり。
また、楽器は顎と肩で強く挟むと鳴らなくなるので、肩から浮かせるようにして弾くべき箇所もあることを教えていただいた。
縮こまって下を向いて弾くのでなく、常にできるだけひろがるように弾く方が良い、とのことだった。
ピツィカートも、指ではじくイメージだとしょぼくれた音しか出ないので、肩から腕全体で、アルコで弾く時の感覚ではじくと良い、とも。
途中の小休憩ももったいないように思われる中、あっという間に3時間が経過し、正午を少しまわって練習終了。
一同、1回だけでは物足りない思いのまま終わったが、M先生には、もし機会が得られれば、再びご指導いただけるようお願いした。
M先生は、午後、N響の本番があるとのことだった。お忙しい中のご指導、ありがとうございました。
今季中は難しいかもしれないが、来季以降も、できればこうしたヴィオラだけの分奏を設定してもらうよう、インペクに検討してもらおうと思う。
文化会館を後にして、午後の練習の会場である美浜公民館に向かう。
最近、おさんぽバス第3の路線として新設された、「じゅんかい線」に、市役所前から乗車。この路線には、「美浜公民館」というバス停があるのだ。