naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

ショス5とカルメン

浦安オケで、練習を開始した、秋の定期演奏会のメイン曲、ショスタコーヴィチの5番。

ネットで色々調べていたら、びっくりする情報に遭遇した。

1楽章、4楽章に「カルメン」の「ハバネラ」が引用されていると言う。

1楽章、51小節目からの主題。

あれって、「ハバネラ」なんだ。

しばらくして、ヴィオラもとんでもない高音で弾かされる、あれが。

そして、4楽章の冒頭、コーダの金管の主題。

あれも、「ハバネラ」なのか。

学生時代から、長年この曲を聴いてきたけど、そんなふうに聴いたこと、なかった。

カルメン」は、自分が特に好きなオペラなのに。

びっくりしたなー。

ショスタコーヴィチの作品には、当時の政治状況の中にあってのメッセージが色々こめられていると言われる。

この曲の4楽章最後の、延々と続くAの音も、そうした観点からの解釈が可能らしい。

本番に向けて、これから、そういうことも少し勉強しなくちゃ。