ネットで色々調べていたら、びっくりする情報に遭遇した。
1楽章、4楽章に「カルメン」の「ハバネラ」が引用されていると言う。
1楽章、51小節目からの主題。
あれって、「ハバネラ」なんだ。
しばらくして、ヴィオラもとんでもない高音で弾かされる、あれが。
そして、4楽章の冒頭、コーダの金管の主題。
あれも、「ハバネラ」なのか。
学生時代から、長年この曲を聴いてきたけど、そんなふうに聴いたこと、なかった。
「カルメン」は、自分が特に好きなオペラなのに。
びっくりしたなー。
ショスタコーヴィチの作品には、当時の政治状況の中にあってのメッセージが色々こめられていると言われる。
この曲の4楽章最後の、延々と続くAの音も、そうした観点からの解釈が可能らしい。
本番に向けて、これから、そういうことも少し勉強しなくちゃ。