今回の本番は、団員からの完全招待制で開催した。
私の場合、毎回、友人、知人には演奏会の案内をして、40人~60人くらいの人に来聴いただいている。
しかし、今回の演奏会については、一切の案内をしなかった。1人も招待しなかった。
自分が招くことで、もし不測の迷惑をかけることになってはいけないと考えたからだ。
演奏会の運営方法について団内でアンケートがあった時には、私は無観客開催が妥当と回答した。この演奏会は自分たちのためという意味合いが強いと思ったからだ。
その後、実行委員間の検討を経て、不特定の一般客は入れないものの、団員からの招待客は入場できることになった。
そのような中、誰も招待せずに終えた。自分としては当然の判断だったと思っている。
来る2021年は、5月、11月に定期演奏会が計画されている。
しかし、私個人としては、2022年以降も含めて、コロナが終息し、世間が以前のように戻るまでは、引き続き案内は控えるつもりでいる。
安心して招き、安心して来場いただけるようになる時期が、いつになるのかわからないが、それまでは。
また、それ以前の話だが、2021年は、その2回の定期演奏会にはそもそも参加しない予定でいる。
9月に練習が再開されてから、毎週日曜日に練習に行くことが、思いのほか負担に感じられたところがある。何しろ、中止になった6月の本番は降り番で考えていたので、今年に入ってからは8ヶ月、オケ練に行っていなかったのだ。
一つにはそういう年齢になったことによる体力面、また、現在の家庭の諸々の事情を考えた時、週末、土日の内、日曜日を決まってオケに割くことは、時間の余裕がなくなる面もある。
既に、2019年の上期、2020年の上期は、不参加とし、年間半分の活動にしていた(後者は結果的に演奏会自体がなくなったが)。
加えて、今回の本番までの3ヶ月間、前の記事に書いたような、何か晴れない気持ちで過ごしたこともある。次回、5月の定期演奏会は、今回乗らなかったヴィオラのメンバーは、全員が引き続き不参加である。少ないメンバーで、また引き続き半年練習を積んでいくのは、モチベーションの面でちょっと厳しい。
そのようなことから、5月、11月は降り番とすることにした。
(5月については、本番が、マウントあさま管弦楽団のオーストリア公演の期間と重なることも背景にある。ただ、この海外公演が行われるか、また行われても個人として参加するかは不透明)
2021年については、所属オケはお休みした上で、練習期間が短い(練習回数が少ない)他の団体とご縁があれば、そこで弾いていく形にしたい。
あるいは、年齢からすると、所属オケで通年の活動をするスタイルは難しくなってきたのかもしれない、と思う。
とりあえず、来年3月に、縁あって初めて参加する団体の演奏会がある。当面は、これとマウントあさまの海外公演が、活動予定となる。