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電話とインターネット障害

13日(水)の朝、妻が実家にファクスを入れようとしたら、つながらないという。

見てみると、そもそも電話のツー音がしない。ファクス以前に我が家の固定電話が不通の状態のようだ。試しにスマートフォンから家の番号にかけてみてもやはりつながらない。

 

ということは、ネットもだめなのではないか、ということになりPCを確認。

前夜、寝る前までネットは普通に使えていたのだが、ブラウザを更新してみても、エラーが出る。我が家は有線のネット環境なので、電話がだめな状況ではお手上げだ。

 

これは、@niftyウェブメールのページ。

 

固定電話機とモデムの電源を入れ直してみるが改善しない。

 

電話はひかり電話でNTTドコモとの契約なので、そちらの相談窓口に電話した。

 

電話に出た担当の方は大変丁寧に応対してくれた。

まず、ルータの型番確認。そしていくつかあるランプの点灯状況の確認。

ひかり電話」のランプが消えているのはおかしい、ということになり、以後、電話口で言われるままに、電源コードを抜いたり、電話線のケーブルを差し直したり、あれこれやった。

しかし、それでも点灯状況は変わらず、その担当者の話では、「機械の故障が疑われる」とのことだった。

 

そうか、簡単には直らないのか。

 

担当者いわく、今やりとりした内容を、NTT東日本の担当に引き継ぎ、そちらから訪問修理についてSMSか電話で連絡する、とのことだった。

 

しばらくして、SMSが入った。15日(金)の午前に行く、とされており、具体的な時間は当日電話連絡する、とあった。

 

今日、明日はこのままか。

不便は不便だが、現在の生活状況では、固定電話が2日くらい不通であってもスマートフォンがあるし、ファクスも別にどこかと頻繁なやりとりがあるわけではない。

インターネットにしても、スマートフォンで大部分対応できる。不便があるとすれば、サイトによってはPCの画面で見るのに比べて見づらいこと。それから、このブログのように一定の分量の文章を投稿する場合には、PCのキーボードでないと難しいこと(旧TwitterFacebookなら問題はない)。

それくらいだ。

 

15日を待つことにした。

 

さて15日。

前回類似の障害が発生したのは、昨2022年の1月。この時は、担当の方が居室に入ってきて、PCやらルータやらあれこれいじって対応してくれたのを記憶している。

今回も同様だろう、と思い、電話線の引込口からルータ、PC、そして電話機の周辺をさわられる想定で、朝から準備した。

家具やら物が置いてあって、電話線などのケーブルが隠れている部分もあるので、それらをどかした。

 

さあ、いつでも来て下さい。準備はできたんだから、早く来て下さい、と待つ。

 

10:40頃、スマートフォンに電話が入った。10分ほどで着くとのこと。

はいはい、お待ちしておりましたよ。

まず、外の設備を点検し、その上で連絡する、と言うので再度連絡待ちとなった。どうやら、いきなり我が家を訪ねてくるのではなさそうだ。

 

40分少しして、再度電話が入った。

そこでの話は想定外の内容だった。

マンション建物の「電話端子室」に入って点検作業をしたいのだが、たまたま、建物のその部分が別の工事をしていて入れない状況にある。

入れないのでは対応できないので延期したい、というのだ。

当方マンション側の事情による延期ではやむを得ない。そんな工事をやっているとは知らなかったが。

入れるのは19日(火)なので、その日の午前にまた来るとのこと。

 

まあ仕方がない。あと4日、この状態が続くのか、とは思ったが、如何ともし難い事情なので、あきらめざるを得ないと思った。

 

さらに話を聞くと、今回の不具合は、その電話端子室で所要の作業をすれば解消する見込みなのだと言う。事前に調べたところ、そういう「ログ」になっているので、とのこと。

そうなのか。

てっきり、昨年1月の時のように、居室内での作業になるものだと思っていたのだが、そうした作業は想定していないと言うのだ。

それならそれで、早くそう言ってくれれば、と思った。

推測だが、NTTドコモからNTT東日本に引き継がれた後、東日本側で何か調べた結果として、これは居室に入っての作業でなく、建物のしかるべき場所で対処すれば直る、との判断に至ったということだろうか。

それであれば、「15日の午前。時間は当日電話連絡」、のSMS1本だけでなく、何かの形で、「今回の不具合はこのように見立てており、15日はこれこれこういう作業をします(=基本的に居室には入りません)」と伝えてくれてもよかったではないか。

 

ぶつぶつ言いながら、移動させておいた家具などを元にもどした。

せっかくなので、電話線の引き込みからPCなどの機器までのケーブルに物理的損傷がないか確認した(昨年1月はそれが原因だった)。

 

さて、4日が過ぎて19日。

 

前回同様、これから行きます、とか、電話端子室の対応が終わりました、とか何かの電話が入るんだろうと思いながら、今度は室内の準備はせずに待っていた。

 

前回と同じ10時半過ぎ、いきなり部屋のインターホンが鳴った。

玄関に出てみるとNTT東日本の若い担当者が来ていて、電話端子室での作業が終了したので、電話、ネットはつながっていると思う、と言う。

おお、そうか、何の連絡もなかったが、作業は済んだのね。

 

電話を確認。ツー音がする。スマートフォンにかけ、スマートフォンからかけ、いずれも通じることを確認。

ルータを見ると、前回消えていたランプが点いている。

これならネットも同様のはず。

 

朝から開けていたブラウザはエラー表示になっている。

一旦ブラウザを閉じて、PCを再起動。

ブラウザを開いてみたが、ネットにつながっているのは間違いないものの、常時開いているタブのページがなかなか表示されない。

その状況を話し、これはPC側の問題なのか、NTTさんの問題なのか、と尋ねると、ルータを再起動してみてほしいというので、やってみたら、以前のように問題なく動くことが確認できた。

 

その旨を待っていた担当者に伝えると、彼いわく、この障害は私が居住している建物の設備側で発生した故障によるもので、他の家からも同様の話があったのだそうだ。

この話は、この時が初耳だったが、それであれば、前夜まで問題なかったネットが、朝起きたらだめになっていた事象は、私の家が原因でなく、偶発的な外部要因で生じたものだということで、それなりに安堵した。

そういう事情なので、修理費の支払いもなかったし。

ただ、よその家にも同じことが起きていることは、15日にも思ったのと同じく、やはりもっと早く情報を入れてほしかった気がする。

この点は、NTT東日本に改善を求めたいところだ。

 

まあともかく、1週間ぶりに電話もファクスもネットも完全復旧し、安堵したのであった。

 

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