九月場所は、13日目の昨日、貴景勝が熱海富士との直接対決で大関の貫禄を見せ、星１つ先行していた熱海富士をひきずりおろした。
この結果、貴景勝と熱海富士が３敗で並ぶと同時に、４敗力士、大栄翔、髙安、金峰山、北青鵬にも優勝の可能性が出てきた。
そうか、大栄翔も残ってるんだ。
前半戦で２勝４敗になった時は、相撲内容も悪いし、やはり先場所の骨折の影響は大きいんだな、これでここ数場所続いた大関昇進への挑戦もふりだしか、と思ったのだが、その後この人らしい相撲を取り戻し、７連勝。
などと思いながら星取表で４敗力士を見ていたら・・・。
ん？
大栄翔と北青鵬って、まったく同じ星取じゃないの。これは気がつかなかった。
思ってみれば、北青鵬も前半戦は負けが込み、さすがにどの対戦相手にも研究されてきて、漫然と上手を取りにいく相撲では通用しなくなってきたな、と観ていたのだが、その後積極的な攻めも見せるようになり、白星を重ねてきた。
共通点のある２人がまったく同じ星の経過だったとは。
(まったく同じではないが、若元春と遠藤もちょっと似てる)
さあ、優勝争いもあと２日。
熱海富士については、もしかすると終盤４連敗での10勝止まりということもありそうに思う。髙安も腰が悪いようで期待できない。
貴景勝が３敗で優勝を決めるのが妥当なストーリーだが、今日の豊昇龍戦、６勝７敗と後がない新大関に立ち会い変化されてばったり、というのもありそうな気がする。
４敗での争いとなると、大栄翔、金峰山、北青鵬にも可能性が出てくるかもしれない。
11勝４敗の優勝はできれば見たくないが。
＜追記＞
結局、大栄翔、北青鵬とも、千秋楽まで同じ星取で終わりましたね。10勝５敗。
