naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

いいと思う力士

毎場所相撲を観ていて、この頃はいい相撲をとる力士が増えたなあ、と感じる。

 

好きな力士、というと、体型や容姿なども含めた総合的評価になるので、そうめったには出てこない。それとは別に、「その力士らしい相撲」が確立していて、勝敗は別にして「この人の相撲を観たい」「この人の相撲が好き」と思わせてくれる力士のことである。

 

五月場所の幕内の番付を眺めながら挙げてみる。

 

   若隆景

   大栄翔

   霧馬山

   隆の勝

   翔猿

   宇良

   若元春

   琴恵光

   志摩ノ海

   妙義龍

   明生

 

今の横綱大関にはそういう力士がいない。強いて言えば貴景勝が、本来のぶちかましと突きを繰り返す独特の相撲を取れた場合だが、最近はあまりにも不安定だ。

 

豊昇龍、琴ノ若あたりは、当然上のグループに入ってきてしかるべき存在だが、まだちょっとわからないところがある。もう少し相撲が固まるのを待ちたい。

王鵬も同様だ。どういう相撲が取りたいのかわからないところがまだある。

 

一方、「この人の相撲」というのを持っていながら、それが安定して出ないため、まったく評価できない力士がいる。

遠藤と千代大龍が双璧だ。

 

十両力士は見る機会がないのでわからない。

北の富士さんが買っている熱海富士、北の若がどのような力士なのか、早く幕に上がってきて見せてもらいたいと思う。