21日(土)、Ｎ社(京橋)の元上司、Ｓ氏の葬儀に参列した。
10:00から落合斎場で一日葬、との案内だった。
不勉強にして一日葬というものを知らなかったのだが、落合斎場のホームページを見たところ、通夜を行わず、つまり２日連続でなく葬儀を行うものらしい。
(最初は、10時から夕方までずっと行われるのだと思ってしまった)
到着するとＮ社関係者が集まっているのが見えたので合流。Ｓ氏がＡ社(西新宿)の社長を務めていたことから、Ａ社関係者も来ていた。
受付を済ませてから祭壇や生花が飾られた式場に入って、読経、焼香という流れではなく、定刻になったら、斎場内にある火葬場へ案内され、そこに安置された棺に花を入れながら故人と対面する形だった。
新入社員時代に会社員としての基礎を学んだ恩人である。｢本当にお世話になりました｣と手を合わせた。
棺が火葬に付されてから焼香。
奥様とお嬢様のところに会社関係者が列を作ってご挨拶をした。ほぼ全員が会社を離れているが、こういう時も年次順に並ぶ形になるのが会社員の習性。
Ｓ氏の自宅には何度かお邪魔したことがあるので、奥様やお嬢様も存じ上げている。お目にかかるのはおそらく40年以上ぶりだろう(お嬢様は当時たぶん中学生で制服を着ていた記憶がある)。
行列の順番がきたので、香典をお渡ししながら少し思い出話をした。
８月に当時の仲間でＳ氏を囲んで飲んだばかりだったので、今回の逝去には驚いたが、くも膜下出血での急なことだったようだ。
斎場を後にして、ふと気が向いたので、落合駅から新宿駅西口行きのバスに乗った。
６月までＡ社に通っていた時に毎日来ていた西新宿に着き、そうだ、と思いついた。
８月に飲んだエルタワーのライオンに行こう。生ビールを１杯注文して、故人を偲ぼう。
行ってみたのだが、あいにく開店前。
テーブル席の奥が個室になっているのだが、８月はその個室の１つに６人集まって飲んだのだった。
開店は12:00と表示されていた。30分くらいなら時間をつぶせたが、さすがに１時間は待てない。
見合わせて千葉まで戻り、別の店で、サッポロではなくキリンの一番搾りを飲んだ。
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新入社員の時の上司が逝去
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