naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

「音楽を聴く時間」が減った

音楽を聴く時間が減った。

 

ここ20年、30年、家の中で音楽を鳴らす機器としては、PCだけしかない。

基本的には通勤、外出時にウォークマンで音源を聴くスタイルである。

 

通勤がなくなった影響は大きい。

今の生活で、まとまった時間、外を歩きながら音楽を聴くとなると、オケ練の往復が中心。あと不定期に用事で東京へ行くとかの場合だ。

これまでだと、平日5日、通勤の往復、あるいは出張の移動中はウォークマンのイヤホンを耳につけていたので、音楽を聴く時間として相当程度まとまった時間を想定できた。日曜日のオケ練もあるので、毎週6日、場合によっては7日、音楽を聴いていた。

 

今は会社がないので、単に音楽を聴く時間の総量が大きく減っただけでなく、意識の面では、次に音楽を聴く日が明日とは限らずだいぶ先、というのが珍しくないことが大きな変化である。

14日が経過した12月を振り返ると、音楽を聴いたのは、2日(土)(うらやすシンフォニエッタ練習)、9日(土)(うらやすシンフォニエッタ練習)、11日(月)(東京で飲み会)、14日(木)(ちばマスターズオーケストラ練習)の4日だけだ。残り10日は聴いていない。

これは私の長年のライフスタイルからすると誠に激変だ。

 

それにより何が代わったか。

まず、帰宅した時に、何かの曲の途中だったとして、これまでなら明日の朝続きを聴けばよかったのが、今度その続きを聴けるのがいつなのか、となる。

また、これまでだと、例えば、明日からはしばらくベートーヴェンのシンフォニーを番号順に聴こう、とか、次の本番で演奏する曲を繰り返し聴こう、とかの構想が持てた。しかし、これもまとまった時間が想定できてのことだ。

 

これは何とかしないといけないな。

せめてラジカセでも買ってきて、家の中で音楽を鳴らすスタイルを模索するのも一法なのだろうが、今のところ、リタイア生活における家での過ごし方からすると、楽器の練習やらPC作業やら諸々やることがあって、音楽を聴くことに専念する時間を1時間とか2時間持つイメージが持てない。

こうしてみると、やはり通勤で東京まで往復していたのは、空き時間の確保という意味で大きかったのだと実感する。

今だって出かけないわけではないが、歩いて5分の近所のコンビニに行く時にウォークマンを持って出ても仕方がないし。

 

やってみるとすれば、ウォーキングの習慣をつけることかもしれない。

通勤がなくなって、1日当たりの歩数が減ったのも、生活上の問題なので、毎日一定の時間歩くことを習慣化できれば、その時に音楽を聴ける。健康維持も含めて一挙両得となる。

歩かねば、とは6月のリタイア時から思いつつ、あまりに暑くなってきたので、涼しくなったら、と先送りしたまま、今や寒くなってしまった(笑)が、少し考えよう。

 

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