naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

秋葉原石丸電気とタワーレコードで逆上買い

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  (写真上)秋葉原ヨドバシカメラ
  (写真下)念願の映像ソフト2点



レコ芸を買った日は、レコードも買い求めるのが習慣になっている。

銀座山野楽器に足を運ぶことが多いのだが、今回、17日は、秋葉原へ向かった。

まず石丸電気本店。
石丸電気を教えてくれたのは、音楽教師をしていた母方の伯母であった。高校生の時である。在庫が豊富なこと、また当時は珍しかったサービス券での15%割引を教えてくれた。
以後、大学在学中はもちろん、就職後も利用してきた。私にとってはレコードコレクター道における聖地のような存在である。
LPレコード時代は、カウンターで1枚1枚検盤してから買ったのが懐かしい。

今は、銀座山野楽器へ行くことが多くなった。帰りには地下鉄有楽町線銀座一丁目から新木場に抜けて、京葉線に乗り換えるルートが便利なのと、楽譜、音楽書関係の買物もあるからだ。
しかし、レコードの在庫の充実ぶりにおいては、依然として石丸電気はきわだっていると思う。

次に、駅の反対側に向かった。
秋葉原の新名所となった、ヨドバシカメラの中にあるタワーレコードである。

タワーレコードでは、クラシック売場に限定した話になるが、私の知る範囲では、渋谷と新宿の店が大きい。この秋葉原店は、それらに比べるとやや規模には劣るが、比較すればの話であって、これはこれで充分な在庫ぶりだ。
タワーレコードは、やはり輸入盤の品揃えが魅力で、これについては、さすがの石丸電気も一歩を譲るかも知れない。渋谷、新宿、秋葉原と共通することだが、店員がよく勉強していると思う。輸入盤につけられた、手書きのPOPが念入りで、店頭であれこれ眺めていてわかりやすい。
平日の営業は22時までなので、退社が遅くなっても大丈夫だ。

さて、コレクターは誰でもそうだろうが、買いたいレコードを常にリストアップしている。
私も、クラシック、非クラシックに分けて、シャープのザウルスにリストを作っている。
今回もそこからあれこれ紙に書き写して持って歩いたのだが、秋葉原の大型店2軒をハシゴしながら、豊富な店頭在庫を眺める内に我を忘れて、あれもこれもと、久しぶりにたくさん買ってしまった。
店頭で見つけたものの衝動買いも含む、久しぶりの「逆上買い」である。
コレクターなら誰でも経験している筈の、逆上買いだ。酒飲みが、いくらひどい二日酔いに反省しながらも、また深酒をするように、レコード店の店頭をうろうろする内に、これを買うなら、いっそこれも、と気分がハイになっていき、インフレ状態となってしまう病気である。
30年来の持病である。おそらく一生治らないだろう。

そんな逆上買い十数点の内、今回の収穫は、「坂本冬美DVDベストアルバム」。昨年12月に発売されたことは知っていたのだが、これまで山野楽器などの店頭では見つけることができずにきた。そこはさすがに石丸電気本店。めでたく入手。このために秋葉原に行ったのだ。
それから、逆上買いの中で、これはさすがに勇気が必要だったが、バーンスタインのDVD「答えのない質問」。初回版が値段が安いので、今の内にということで踏み切った。
この映像2点、大変楽しみだ。