naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練用リュックを購入

2週続いて、日曜のオケ練は午前午後だったが、今週は通常通り午後だけ。

美浜公民館での合奏である。

これまで、練習に行く時には、楽器を肩にかつぎ、トートバッグにスコアや譜面台、CDなどを入れて手にぶらさげて持って歩いていた。ここ1年は、昨年の小田(和正)さんのツアーで買ったトートバッグを使ってきた。
膝痛の治療中でもあり、荷物をできるだけ少なくするのはもちろんだが、背中にしょった方が負担が少ないだろうと妻の意見。

そこで、今日は、ショッパーズプラザでリュックを買うことにした。
2階の鞄売場で物色。純粋なリュックというのではないが、今使っているのと同じくらいの大きさのトートバッグに、リュックショルダーがついているものを購入。
来週から使う。

さて、合奏は、団内指揮者K氏の指導で、「モルダウ」、「だったん人の踊り」、チャイ5の3、2、1楽章。

今日は、音楽室も比較的冷房が効いていて、大汗をかくことはなかった。

「だったん人」の途中、8分の6のところで出てくるギャロップが難しい。
実はこれ、もともとの楽譜では、ヴァイオリンのボウイングと、ヴィオラ、チェロのボウイングは違っていた。
ヴァイオリンは難しそうだったが、ヴィオラの方は基本的に問題なし、と思って弾いていた。
ところが、指揮者からの指示で、これをヴァイオリンと同じにするというのだ。
音型のパターンは一緒で、アップダウンが小節半分だけずれる形なので、一見問題なさそうなのだが、実際弾いてみると、どういう訳かこれが難しいのだ。
ヴァイオリンはpでの演奏なのだが、ヴィオラはff。大きい音でこのボウイングは、ちょっと厳しいように思う。
来週はY先生の弦分奏なので、弾き方を教わりたい。

あと、今日の合奏で大変だったのが、チャイ5の3楽章中間部の細かい16分音符。
それでなくても#が多くて弾きづらい調で、細かく速いこの部分、何度弾いても手ごわい。
今日の合奏は、ヴィオラは一人だけだったので、アラがバレバレである。辛かった。
もっとさらわないと。

K氏から、チャイコフスキーについては、概してfが強すぎるとの指摘。
この作曲家の場合は、f3つや4つもあるので、相対的に言えば、fはそんなに大きい音ではない、とのこと。
以前に弦分奏でY先生も同じことをおっしゃっていた。
更に、ユニ響(津田沼ユニバーサル交響楽団)のインスペクター、A氏も、ボロディンを振った時に、同じことを言われていた。A氏によると、ロシアは寒いから、人がしゃべる時、口を大きく開けないので、声も大きくならない。だから、楽譜の強弱記号も、f3つとか4つとか極端に指定しないと大きい音が出ない、ということらしい。ロシアの作曲家には、こういう傾向があるのだそうだ。

今日は、冷房の加減もあってか、ほぼ全部の曲を弾いたにもかかわらず、ぐったり疲れるということはなかった。
体育会系の曲ばかりが並ぶ今回の演奏会、これから涼しくなっていくのが待たれる。

※今日の練習往復のレコード
   ベームウィーン・フィル プラハ (DG盤)
   サザンオールスターズ すいか