naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

丸善日本橋店待望のリニューアルオープン

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   (写真上)待望のオープン
   (写真下)向かい側は日本橋高島屋





今日、3月9日(金)、丸善日本橋店がリニューアルオープンした。

約2年前に閉店し、同じ場所に新しいビルを建ててのリニューアルである。
私はこの日を本当に心待ちにしていた。

昼休みに行きたかったところだが、あいにく午前中の会議が長引いてしまった。
午後から夜になり、仕事はまだまだかたづかなかったが、どうしても今日行きたい。
明日の土曜、出社することにして、19時半頃会社を出て、急ぎ足で向かった。
営業時間は20時半までだ。

建て替え工事中の仮設の囲いがとれたのはだいぶ前のことだった。
大きな「MARUZEN」の看板も既に目に入るようになり、どんなビルになるのかはわかっていたが、
   http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/46423528.html
店に灯るあかりが見えた時、やはり感激があった(写真上)。

はやる気持ちを抑えながら、銀座側の入口から中に入る。
新しく建て替えたのだから、前の店舗とは違う建物なのだが、同じ場所であるのと、銀座側、日本橋側の入口が、前の店舗と同じ位置にあるせいか、すごく懐かしい。
前の店では、銀座側の入口を入ると、左手に文庫、新書売場があった。右手が雑誌、そして奥に抜けるとビジネス書。
2年ものブランクがあるのに、中に入ったとたん、前はどこに何があったか、当時の店内の光景が、噴き上がるように一気に思い出された。
これは鮮烈な感覚だった。

書架やレジなど、店内の雰囲気は、当然なのだろうが、丸の内OAZOの店によく似ている。
以前はなかったコミック売場もできた。

ちょっと意外だったのは、前の店舗は屋上に至るまで各フロアが売場だったのに、今度の新店舗は、地下1階から3階までの4フロアだけが売場だったことだ。
地下1階が文具売場であることは、前の店舗の雰囲気を残しているが、本に関しては3フロアだけということになる。
だから、店舗規模としては、もちろんかなりのものではあるにせよ、丸の内には及ばない。
ビルの大きさから、丸の内に匹敵し、八重洲ブックセンターに対抗できる巨大書店がオープンするものと勝手に思っていたのだが、少々残念な気もした。

3階にある音楽書のコーナーも、丸の内に比べるといささかさみしい。

ところで、丸善といえば、ハヤシライス。前の店舗の屋上にあった、ゴルファーズスナックのハヤシライスだ。
新店舗では、3階に「カフェ」がある。行ってみた。サンプルケースにハヤシライスが飾られていたが、うーん、これはちょっと違うんだなあ。
あの、ゴルフ練習場に併設された、ゴルファーズスナック。ちょっとほこりっぽい屋上の一隅に、プレハブか温室みたいな感じで建っていた、あの古ぼけたゴルファーズスナック。
それからすると、あまりにきれいでしゃれた店になってしまった。
大体、屋上の時はサンプルケースなんかなかったし。
まあ、そうは言いながら、近く一度は食べてみようとは思うが。

何か、前の店舗への郷愁に偏したことを書いてしまったが、ともかく、日本橋に新しく立派な書店がオープンしたのは本当に嬉しいことだ。

いい本屋が身近にあるというのは、公私両面で生活にとって大きな宝だ。

・・・と思ったが、よくよく考えたら、私は4月に品川勤務になるんだった(笑)。
わははは。

せいぜい3月中、あと3週間、できるだけせっせと通うことにしよう。

今日は、リニューアルオープンの記念に、見学だけでなく、もちろん何冊か買った。
   東海林さだお ショージ君の「サラ専」新聞
   雑誌「東京人」 バックナンバー4冊
   地下1階で、絵はがき数枚と、レベルブック(旅行や出張の時に手帳代わりに使う野帳)