2敗同士、若の里=把瑠都
今日も把瑠都は、上体が立ってしまって、よくない立ち合い。
しかし、以後は身体の利があった。外四つにがっちりつかまえてしまった。
若の里は二本入れても頭が下げられず、むしろ苦しい体勢。
把瑠都が相手を動けない形に封じたまま前に持っていった。
若の里は力負け。
しかし、把瑠都はこういう相撲で勝てたことで、これでよしと思ってはいけない。体格にまさったというだけだ。相撲としてはよくない。
今日も把瑠都は、上体が立ってしまって、よくない立ち合い。
しかし、以後は身体の利があった。外四つにがっちりつかまえてしまった。
若の里は二本入れても頭が下げられず、むしろ苦しい体勢。
把瑠都が相手を動けない形に封じたまま前に持っていった。
若の里は力負け。
しかし、把瑠都はこういう相撲で勝てたことで、これでよしと思ってはいけない。体格にまさったというだけだ。相撲としてはよくない。
安馬=出島
安馬が出島の出足をうまくさばいた、という相撲。出島は3敗。
安馬は土俵下に下りてから、左肘を痛そうにしていた。
私は気がつかなかったのだが、妻によると、白鵬戦で勝った後、すぐ肘を気にしていたという。
とすると、今日の安馬は、こういう相撲しかとれなかったということかもしれない。
安馬が出島の出足をうまくさばいた、という相撲。出島は3敗。
安馬は土俵下に下りてから、左肘を痛そうにしていた。
私は気がつかなかったのだが、妻によると、白鵬戦で勝った後、すぐ肘を気にしていたという。
とすると、今日の安馬は、こういう相撲しかとれなかったということかもしれない。
魁皇=豊ノ島
魁皇は動き負け。
左は差したものの、自分の形を作れなかった。5勝5敗。
連日NHKの放送を見ていて思うのだが、どのアナウンサーも解説者も、どうしてこうも魁皇に同情的なのだろうか。
カド番のこの場所、何とか勝ち越させたい、という論調一色だ。
ちょっと首をかしげる。
魁皇の今場所のこの状態は、ケガもあるが、体力の限界もある。
仮にこの11月場所で何とか勝ち越したにしても、1場所力士寿命が延びたというだけのことではないのか。
ここからまた回復し、かつての強い魁皇が戻ってくるということなら、この危機を、どんな形であっても何とか乗り切ってほしい、という論調になってもうなずけるが、今の魁皇はそういう状況ではないように思う。
ともかく大関なのだ。何とか勝ち越しを、ということ自体がおかしいのだ。
大関にふさわしい、最低2ケタの勝ち星があげられなくなってきていること自体も、報道側としては問題にする姿勢があっていいだろう。
少なくとも、今場所の魁皇に関するNHKの報道の仕方は、情緒的に過ぎると思う。
魁皇は動き負け。
左は差したものの、自分の形を作れなかった。5勝5敗。
連日NHKの放送を見ていて思うのだが、どのアナウンサーも解説者も、どうしてこうも魁皇に同情的なのだろうか。
カド番のこの場所、何とか勝ち越させたい、という論調一色だ。
ちょっと首をかしげる。
魁皇の今場所のこの状態は、ケガもあるが、体力の限界もある。
仮にこの11月場所で何とか勝ち越したにしても、1場所力士寿命が延びたというだけのことではないのか。
ここからまた回復し、かつての強い魁皇が戻ってくるということなら、この危機を、どんな形であっても何とか乗り切ってほしい、という論調になってもうなずけるが、今の魁皇はそういう状況ではないように思う。
ともかく大関なのだ。何とか勝ち越しを、ということ自体がおかしいのだ。
大関にふさわしい、最低2ケタの勝ち星があげられなくなってきていること自体も、報道側としては問題にする姿勢があっていいだろう。
少なくとも、今場所の魁皇に関するNHKの報道の仕方は、情緒的に過ぎると思う。
千代大海=時天空
これも、放送席は、千代大海の優勝の可能性について、ずいぶん盛り上がっていたが、それをあざ笑うかのような時天空の注文相撲に、千代大海がぶざまにはまった。
千代大海は、負け残りの土俵下でずいぶん呆然としていたが、時天空の変化の可能性は頭に入れておくべきで、これは食った方が悪い。
時天空も、この身体があってちょくちょく変化をするのはまったく感心しないが、今日の変わり方はうまかったと言う他はない。
いい相撲をとっていた千代大海の暗転。相撲は難しいものだ。
これも、放送席は、千代大海の優勝の可能性について、ずいぶん盛り上がっていたが、それをあざ笑うかのような時天空の注文相撲に、千代大海がぶざまにはまった。
千代大海は、負け残りの土俵下でずいぶん呆然としていたが、時天空の変化の可能性は頭に入れておくべきで、これは食った方が悪い。
時天空も、この身体があってちょくちょく変化をするのはまったく感心しないが、今日の変わり方はうまかったと言う他はない。
いい相撲をとっていた千代大海の暗転。相撲は難しいものだ。