naokichiオムニバス

66歳会社員。ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

7月場所13日目

立ち合いのかけひきや、待ったなどについては、私は比較的寛容な方だと思うが、それにしても、今日は目に余った。立ち合いが合わない相撲が何番も続いた。

栃煌山豪風は、豪風が左差し、右ものぞかせた。栃煌山は、左右からおっつけて攻めて結局左四つ。栃煌山としては、立ち合いから自分の流れが作れなかった。
しかし、その後豪風が右をまきかえて二本差したところを、栃煌山が出て寄り倒した。7勝目。

将司は、立ち合いから終始よく攻め、右四つから玉乃島を寄り倒して9勝目。

千代白鵬が、立ち合いの変化で、新入幕勝ち越し。鶴竜は、やや頭を下げすぎた。
千代白鵬も勢い余って結構早く足が出たが、物言いはつかず。

栃ノ心は、やや受ける形で立った。当たりはなく、上体も起きていた。露鵬は、接触した瞬間に左上手をとって、すぐ出し投げで相手の横についた。

3敗の豊響時天空は、立ち合いなかなか合わなかったが、立ってからは豊響が一方的にまっすぐ押して2ケタ。一応優勝の可能性を残した。

今日の豊馬将は、よく攻めた方だ。途中でいなして、木村山をひきおとした。7勝目。

旭天鵬は、立ち合いすぐに右四つに組んだ。把瑠都は、左をまきかえたが、旭天鵬もまきかえてまた右四つ。
ここから旭天鵬が、巨体の把瑠都をつって勝ち越し。
把瑠都は、右四つになって、何の攻め手もなかった。やはり漫然と相撲をとっているだけという感じがする。

若ノ鵬は、立ち合い左上手が速く、すぐに右四つ。普天王は勝手が悪い。
普天王は左をねじこもうとするが、若ノ鵬の右前まわしの位置がよく、窮屈な格好。最後は若ノ鵬が右四つから引きつけて赤房下に寄り切った。
上手の速さ、下手の位置のよさが勝因だが、問題は、若ノ鵬が意識してそれをやったかどうかだ。ちょっとそうは思えない。若ノ鵬の相撲は、まだまだ力まかせなだけのように思う。

豊ノ島は、右差し左おっつけで出たが、まわしをとらないままで前に出たのが悪く、土俵際で豪栄道の右下手投げを食った。豪栄道はこういう強さがある。
豊ノ島は、珍しく攻め急いだ。

稀勢の里安美錦は、安美錦が右のどわ左はずで攻めたが、稀勢の里にそののどわをはずされると、ばったり落ちた。
この一番も、時間いっぱいから立ち合いが合わず、安美錦としてはその影響があったか。負け越し。

琴奨菊は、若の里相手に左四つになりながら苦戦。立ち合いすぐ左差し、互いに上手がとれない体勢。しかし、攻めたのは若の里。左のかいなの返しがよく、琴奨菊は防戦一方。
それでも何とか寄り返し、まきかえてもろ差しになると、黒房下へ寄り切った。負け越しを逃れて6勝7敗。

安馬朝赤龍は、安馬ペースの相撲。
立ち合い、安馬が右四つ左上手。以後、常に安馬が先に攻めた。朝赤龍もしぶといが、終始受けにまわって、右半身。
安馬は切り返しをみせて崩し、引きつけて西へ寄った。2ケタが見えた。

琴光喜雅山は、雅山が立ち合いから突くと、琴光喜もややムキになって応戦。また、調子を合わせてバタバタ動くとまた危ないと思ったが、途中で右下手をとったので、何とか有利な形になった。
雅山は何とかふりほどいて離れようとしたが、琴光喜は許さず、頭をつけて両まわしを引きつけて出た。琴光喜は2ケタ。
豊響琴光喜とも3敗を守り、追う力士としては、自力でやれることはやった、というところ。
それでも、結びで白鵬が勝てば、それで優勝が決まってしまう。やはり星3つの差はせつないところ。

琴欧洲が、今日はいい相撲。立ち合いすぐに左前まわしをがっちり。これでは千代大海は何もできない。あとは琴欧洲が引きつけて寄り切った。琴欧洲も何とか2ケタは勝っておきたいところだが。

結び、白鵬魁皇は、どう見ても白鵬有利、という一番。
白鵬がおちついていた。立ち合いからの攻め合いで、右を入れようとしたが、これは果たせず、互いに左をのぞかせかかる流れ。
左四つでも充分とれる白鵬だが、魁皇に力が出る形になられるのを徹底して嫌い、半分離れながら、相手をよく見て距離をとり、終始自分に有利な体勢を保ったまま攻めきった。
動きの自在さにうならされた一番。
予想通り、7回目の優勝決定となった。