お盆休み初日の今日9日(土)は、午後2時から、月例のご近所アンサンブル。マンションの管理センターの集会室に出かけた。
月例とは言うものの、前回参加したのは、4月19日のことで、ずいぶん久しぶりになる。
5月の月例練習は、浦安オケの練習と重なって参加できなかった。
6月、7月は、メンバーの都合が合わずに練習そのものが流れた。
6月、7月は、メンバーの都合が合わずに練習そのものが流れた。
この間、チェロのIさんは、6月の浦安の本番を聴きに来て下さったし、ヴァイオリンのHiさんとは、7月の市原市楽友協会オーケストラの演奏会で一緒だったので、個々にはお会いしているのだが、集まって合わせるのは約4ヶ月ぶりとなる。
今日は、ヴァイオリンのHoさんが欠席。ヴィオラのTさんも、参加できても夜になるということで、ヴァイオリンのHiさん、チェロのIさん、それにクラリネットのSさんと私、という変則4人編成でのアンサンブルになった。
まず、クラのSさんが持って来られた楽譜。
Sさんのご説明だと、この曲は、以前はワーグナーが作曲したと思われていたが、最近、Baermannという人の作品であることがわかったとのこと。
ベールマン、って読むんだろうか。ハインリッヒ・ヨゼフ・ベールマン。
ベールマン、って読むんだろうか。ハインリッヒ・ヨゼフ・ベールマン。
そう言えば、昔、確かアドルフ・ボスコフスキーというクラ吹きが録音した、モーツァルトとブラームスのクラ5のレコード(ロンドン盤)の余白に、ワーグナー作曲のアダージョが入っていたと記憶する。その曲だろうか。
弦の3人は初めて弾く曲だったが、しみじみとして、暖かい感じの音楽だった。なかなかいい曲だ。
割合合わせやすいし。
割合合わせやすいし。
さて、次は、という話になったが、Hiさんが、とんでもない楽譜を出してきた。
ヴィオラのコンチェルト?
腕におぼえのある人、特に管楽器の人などは、合宿のお遊びなどで、コンチェルトをやったりする。私もオケ側でつきあうことは多いが、自分がコンチェルトのソロをとるなんて、そんな大それたことは考えられないから、この歳になるまで、そんな場面は一度もなかった。
加えて、バロック音楽を日頃好んで聴くわけでもないので、テレマンのこのコンチェルト自体を知らない(笑)。
それなのに、ソロ譜を渡されて、さあやろう、というのだ。
加えて、バロック音楽を日頃好んで聴くわけでもないので、テレマンのこのコンチェルト自体を知らない(笑)。
それなのに、ソロ譜を渡されて、さあやろう、というのだ。
仕方がないので、一応弾いてみたけど、やっぱりこれは大変だ。バロックだから、まあ平明な音楽ではあるが、やっぱりコンチェルトはコンチェルト。ふだん弾かないト音記号の高い音域で弾き続けるところもあったし、落ちこそしなかったが、ちょっと、これはねえ・・・。
緩-急-緩-急の4楽章構成。全部やった。
緩-急-緩-急の4楽章構成。全部やった。
HiさんとIさんは、この曲がお好きらしく、演奏できたのがずいぶん嬉しそうで、これからもこの曲は継続してやろう、などと恐ろしいことを言っていた。
となると、ソロは相当ちゃんと練習しないと、まずいな。
となると、ソロは相当ちゃんと練習しないと、まずいな。
3曲目。
ヴィヴァルディ チェロ協奏曲 ハ短調
Iさんが、近々、演奏会でこの曲のソロを弾かれるということで、その練習としてやることになった。
Iさんが、パソコンで作られたパート譜が配られたが、ソフトの制約で、ヴィオラのパート譜ができなかったということで、チェロのパートをアルト記号に置き換えたものを弾くことになった。
3楽章構成で、いかにもヴィヴァルディという感じの音楽だが、すべての楽章がハ短調で書かれているのが珍しい。
Iさんが、パソコンで作られたパート譜が配られたが、ソフトの制約で、ヴィオラのパート譜ができなかったということで、チェロのパートをアルト記号に置き換えたものを弾くことになった。
3楽章構成で、いかにもヴィヴァルディという感じの音楽だが、すべての楽章がハ短調で書かれているのが珍しい。
いつもはセカンドのHiさんが、今日はファーストにまわった。
第1楽章と第4楽章をやったが、久しぶりではあっても、これまで何度もやっているだけに、この難曲も、一応はそれなりに形になる。
第1楽章と第4楽章をやったが、久しぶりではあっても、これまで何度もやっているだけに、この難曲も、一応はそれなりに形になる。
とにかく、テレマンやヴィヴァルディの後に弾くブラームスは、やはり、ヴィオラ弾きとしての幸せをつくづく感じさせてくれるものだった。
ほんとに、ヴァイオリンでもチェロでもなく、ヴィオラを弾いていてよかった、と実感。
ほんとに、ヴァイオリンでもチェロでもなく、ヴィオラを弾いていてよかった、と実感。