昨9日(金)、浦安オケでお世話になっている、市川友佳子さんの演奏会を聴きに行った。
●Yamaha Ginza 室内楽サロンコンサートシリーズ 2016~2017
日 時 2016年12月9日(金) 18:30開場 19:00開演
会 場 ヤマハ銀座コンサートサロン
ヴィオラ 市川 友佳子
ピアノ 御法川 恵里奈
曲 目 コレルリ ラ・フォリア
ブラームス ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調
ペンデレツキ カデンツァ
ドビュッシー ベルガマスク組曲から「月の光」
クラーク ヴィオラ・ソナタ
[アンコール] ヴュータン 夜
会 場 ヤマハ銀座コンサートサロン
ヴィオラ 市川 友佳子
ピアノ 御法川 恵里奈
曲 目 コレルリ ラ・フォリア
ブラームス ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調
ペンデレツキ カデンツァ
ドビュッシー ベルガマスク組曲から「月の光」
クラーク ヴィオラ・ソナタ
[アンコール] ヴュータン 夜
そんなご縁から、この演奏会のご案内をいただいた。会場には、浦安オケのメンバーが何人も。
コレルリの後に、市川さんのMC。
市川さんと御法川さんは、東京藝術大学の同期生なのだそうだ。
渋い音楽だ。でも、ここにしかない世界がある。
思ってみれば、これまで現代曲をそれなりに聴いてきた中で、ペンデレツキの音楽は、聴いたことがなかった気がする。
想像していたよりも、聴きやすく、魅力も感じた。
次の「月の光」は、御法川さんの独奏。
最後のクラークのソナタも、初めて聴く曲だ。というより、クラークという作曲家自体を知らなかった(恥)。
プログラムの曲目紹介に、「彼女」とある。女性なんだ。女性作曲家というのも珍しいな。
同じく曲目紹介に、「ドビュッシーの音楽からも強く影響を受けている」とある。
聴いていると、確かにドビュッシーを思わせる響きがする一方、時に、ヴォーン=ウィリアムズのようなイギリスのひなびた音もする。
両者が重なって進行する部分は、とても不思議なテイストだ、
1楽章は、フランクのヴァイオリン・ソナタを想起した。
2楽章は、スケルツォ? とても魅力的な音楽だと思った。
3楽章は、軽快なテンポの音楽だが、軽くはない。終始緊張感のある音楽だと感じた。
クラークの他の作品も聴いてみたいと思った。
アンコールとして、ヴュータンの「夜」という曲が演奏された。ノクターン、という感じの、しかし、甘すぎない曲だった。
アンコールでのMCで、市川さんがヴィオラを始めて来年で10年になるとのお話があった。何だ、私の方がキャリアは長いんじゃないか(爆)。
その来年は、東京文化会館でのリサイタルが予定されているとも話された。その折には、また是非聴かせていただきたいと思う。
素敵な音楽の後のビール。遅い時間まで、さんざん飲んだ。楽しい夜だった。