3ゲーム差に詰めて迎えた、対阪神3連戦。ファンとしても、「まさかそこまでうまくはいかないよな」と思っていた3連勝で、とうとう同率首位に並んだ。
(あ、主語が抜けてましたね。ジャイアンツです、ジャイアンツ)
(あ、主語が抜けてましたね。ジャイアンツです、ジャイアンツ)
7月8日には13ゲーム離れていたのが、2ヶ月半で並んだ。いや、しかし、すごいことだ。
今回の3連戦に関しては、甲子園での阪神に劣らず、何か、神がかり的な感じだったなあ。
ジャイアンツはこれで10連勝。
10連勝って、難しそうでも、たまにはありそうな感じがするが、ジャイアンツの10連勝というと、92年6月以来、16年ぶりのことなのだそうだ。
個人的に言うと、92年というのは、労働組合の専従になった年なのだが、6月はまだ専従になる前。36歳だった。そう考えると、すごく前のように感じられる。
個人的に言うと、92年というのは、労働組合の専従になった年なのだが、6月はまだ専従になる前。36歳だった。そう考えると、すごく前のように感じられる。
さて、とうとう、同率首位! とお祭り騒ぎをしたいところだが、ジャイアンツファンとしては、ここで冷静になりたい。
昨日のテレビ中継など、うっかりすると、優勝決定試合と勘違いしそうな盛り上がりだったが、違うんだよね。
優勝が決まったわけじゃないし、マジックが出たわけでもない。
優勝が決まったわけじゃないし、マジックが出たわけでもない。
冷静に考えれば、「同率で首位に並んだ」に過ぎないのだ。
野球の一つの試合にたとえれば、序盤で13-0と大量リードされていた一方的なゲームを、その後じわじわと反撃して点を重ね、とうとう、9回の裏で13-13に追いついた、というのが、今の状況だ。
試合に勝ったわけではない。リードしたわけでもない。これから延長戦に入るのだ。
試合に勝ったわけではない。リードしたわけでもない。これから延長戦に入るのだ。
今日からがその延長戦。
阪神との直接対決は残り2試合だけだ。甲子園と東京ドームで1試合ずつ。
阪神には、昨日で5連勝、通算でも12勝10敗と勝ち越している。シーズン前半は分が悪かったが、最近は逆になっているので、この2試合は、悪くても1勝1敗で計算できる。
阪神には、昨日で5連勝、通算でも12勝10敗と勝ち越している。シーズン前半は分が悪かったが、最近は逆になっているので、この2試合は、悪くても1勝1敗で計算できる。
つまり、優勝のゆくえは、両チーム、直接対決以外の成績にかかる。
ジャイアンツの残り試合。広島4試合(これまで8勝11敗1分)、中日3試合(9勝12敗)、ヤクルト2試合(16勝6敗)、横浜2試合(17勝4敗1分)。
ヤクルトと横浜はお客さんだが、分の悪い広島と中日が残り試合の半分以上を占める。
しかも、残り13試合、東京ドームでの試合が4試合しかない。9試合はロード。今日22日の広島戦から30日の横浜まで、9月の7試合は全部アウェイだ。
ヤクルトと横浜はお客さんだが、分の悪い広島と中日が残り試合の半分以上を占める。
しかも、残り13試合、東京ドームでの試合が4試合しかない。9試合はロード。今日22日の広島戦から30日の横浜まで、9月の7試合は全部アウェイだ。
ジャイアンツとしては、不安材料。
対照的に、阪神は、残り14試合中半分の7試合がロードだが、それはすべて10月。今日の横浜戦から今月いっぱいの7試合はホームなのだ。
首位攻防の第2ラウンドは、今日から27日までの両者の5試合。ここで大方の趨勢が決まりそうだ。
阪神 巨人
22日 横浜(甲子園) 広島(広島)
23日 横浜(甲子園) 広島(広島)
24日 横浜(甲子園) 広島(広島)
25日 横浜(甲子園) 広島(広島)
27日 巨人(甲子園) 阪神(甲子園)
22日 横浜(甲子園) 広島(広島)
23日 横浜(甲子園) 広島(広島)
24日 横浜(甲子園) 広島(広島)
25日 横浜(甲子園) 広島(広島)
27日 巨人(甲子園) 阪神(甲子園)
スポニチによると、今日の初戦の先発予想は、高橋尚と大竹。
今のジャイアンツ、確かに勢いはある。何とか!
やはり、まだまだなのだ。
並んだだけなのだ。
並んだだけなのだ。
それを忘れず、選手にはプレイしてもらいたいし、我々もそのつもりで応援したい。
誰が言い出したのか、最近急に耳につくようになった「メークレジェンド」に向けて!