昨日、どこかおかしいと感じさせられた
白鵬は、今日の
千代大海戦は全然問題なかった。
表情も落ち着いていたし(少々浮かない顔にも見えたが)、土俵上で歩いている時の足の運びも大丈夫。
立ち上がってからの相撲も、いい流れでまったく心配なところはなかった。
昨日の私の見方がおかしかったのだろうか。
安馬も、
琴光喜との一番、途中の引きがまずかったが、そこにつけいれなかった
琴光喜のふがいなさにも助けられ、動き勝ち。
これで12勝。3場所通算も34勝となり、
横綱に勝っていることを加味して、
大関昇進はまず間違いない。
来場所は、5
大関の番付になる。
さて、優勝争いは、3敗で
嘉風がついているとは言え、事実上は2敗の
白鵬と
安馬の争いだろう(2人とも千秋楽に敗れて3敗になることは考えられない)。
両力士とも勝っての決定戦が濃厚だが、波乱要素があるとすれば、
安馬と対戦する
把瑠都。
安馬がうまく動けずに、
把瑠都ががっちり上手をとりでもすると、いくら
安馬でもどうか、ということになる。