しかし、白鵬、何かおかしくなかっただろうか。
花道から控えに入ってきた時、足取りに力がないと感じた。
土俵に上がった白鵬の表情が、昨日までと違っていた。
序盤の白鵬の表情は、どこかいらだっているというか、精神的にバランスがとれていないような印象だった。それが、相撲の調子を上げてくるにつれて、ふだんの通りの悠然とした表情に変わってきたので、安堵していた。
それが、今日はまた、別の表情だった。今場所、3つ目の顔。
どこかが痛い、あるいは苦しいのをこらえながら、表に出すまいとしているような。
どこかが痛い、あるいは苦しいのをこらえながら、表に出すまいとしているような。
つまり、「何か言いたげな」表情に見えた。
そして、土俵上で、赤房下と土俵中央を往復する足取りが、やはりおかしい。
円滑な歩き方でない。右、左、右、左と普通に足が運ばれていない。
左足がちょっとおかしい?
左足がちょっとおかしい?
NHKの放送では、このへん、誰もふれていなかったが。
不振の琴欧洲だったから、動きの中で、うまく転がってくれたという感じだった。
さて、2敗並走は変わらず、残り2日。どうなるか。
とりあえず、明日の白鵬の相撲が注目される。