naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

おかしくないか? 白鵬

11月場所13日目、2敗の白鵬安馬がともに勝った。

しかし、白鵬、何かおかしくなかっただろうか。

花道から控えに入ってきた時、足取りに力がないと感じた。

土俵に上がった白鵬の表情が、昨日までと違っていた。

序盤の白鵬の表情は、どこかいらだっているというか、精神的にバランスがとれていないような印象だった。それが、相撲の調子を上げてくるにつれて、ふだんの通りの悠然とした表情に変わってきたので、安堵していた。

それが、今日はまた、別の表情だった。今場所、3つ目の顔。
どこかが痛い、あるいは苦しいのをこらえながら、表に出すまいとしているような。

つまり、「何か言いたげな」表情に見えた。

そして、土俵上で、赤房下と土俵中央を往復する足取りが、やはりおかしい。

円滑な歩き方でない。右、左、右、左と普通に足が運ばれていない。
左足がちょっとおかしい?

よく見ると、左足首にテーピングが。
これ、前からしていたっけ。

NHKの放送では、このへん、誰もふれていなかったが。

琴欧洲との相撲そのものも、やはり動きが本来のものでなかったように思う。
自分充分の体勢を作っていく流れがなかった。

不振の琴欧洲だったから、動きの中で、うまく転がってくれたという感じだった。

この一番だけではまだわからないが、昨日の安馬との相撲で、足を傷めたのか?
それとも、それ以前に負傷していて、それが昨日の相撲に出たのか。

一昨日の把瑠都戦の相撲内容と、昨日の安馬戦のそれがあまりに違うので、どうしてなのかと思っていたが、何かの異変が白鵬に起きていたということなのか。

さて、2敗並走は変わらず、残り2日。どうなるか。

一応、両者残り2日とも勝って、2敗での優勝決定戦が濃厚と思うが、白鵬の状態によっては、決定戦に至らずに安馬の初優勝もありうる。

とりあえず、明日の白鵬の相撲が注目される。