今、オケで「展覧会の絵」に取り組んでいるので、原曲のピアノ版も聴くことが増えた。
リヒテルは、大学4年の夏に、LPの廉価盤で買って聴いた演奏を、最近、CDで改めて買い直した。
ホロヴィッツは初めて聴く。
ともにモノーラル、ライヴ録音という共通点がある。
音質はそんなに悪くない。特に51年のホロヴィッツは、もっとひどい音かと思ったが、しっかりした音だった。
比べてみると、ピアニスティックな美感を味わえるのはリヒテルの方か。モノーラルの古い録音ながら、キラキラとした響きがする。
しかし、どちらも得難い存在感だ。