naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

「大喪の礼」の日

89年2月24日は、昭和天皇の「大喪の礼」が行われた日だ。

金曜日だったが、法律で休日とされ、会社は休みだった。

休みって言ったって、外に遊びに行くとかそういう空気ではもちろんなく、朝から、関連の番組をテレビで観ていた。

当時、私は本社の営業部門で、官庁工事の入札参加資格申請の仕事を担当していた。
その日、印刷業者に発注していた、ある申請書類の印刷についてトラブルが判明した(詳細な内容は忘れてしまったが)。

電話で必要な指示をして済ませようと思ったのだが、同じ職場の先輩に電話で相談したところ、「それは大事なことだから、実際に自分の目で確認すべきだ」と助言され、急遽、江東区にある、その印刷業者まで行った。

2月24日になると、「大喪の礼」の模様がどうだったかということよりも、休日に家から業者のところまで行ったことの方が、強い記憶として思い出される。

あれから20年。

(何度か書いたことだが、この2日後、2月26日が、東京ドームでのオフコースの解散公演だった)