naokichiオムニバス

66歳会社員。ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

7月場所7日目~白鵬、琴欧洲、依然順調。情けないぞ、豪栄道、栃煌山。

NHKの放送は、玉ノ井親方と栃東親方の親子が出演。
玉ノ井親方が定年ということで、これが最後の出演となるらしいが、放送の中で、刈屋アナと二人で、相撲の技などについて身振り手振りであれこれからんでいたのが、何か面白かった。

朝赤龍は、右四つながら、久々にこの人らしいうまい相撲で、土佐豊を寄り切った。

出島が立ち合い右を差して左からおっつけて出るところ、山本山は、その右を左から小手に振ると、見事に決まった。

1敗同士、豊真将時天空は、互いに低く当たり、みごたえのある前さばきの攻防から、豊真将が前に出たが、正面土俵際で時天空がはたいた。

栃乃洋が、久しぶりにこの人らしい相撲。左を差して前に出て、霜鳳をすくい投げで転がした。

モンゴル出身同士、翔天狼猛虎浪が、がっぷり四つの力相撲を見せてくれた。
左四つで引きつけ合う力のこもった攻防となったが、翔天狼が相手の上手を切った。その後、猛虎浪が右をまきかえたが、翔天狼は、外四つもかまわずに前に出て寄り切った。
見応えのある、いい相撲だった。

安美錦が、うまさと地力を見せつけた。頭を下げての低い体勢で、武州山の攻めをしのいで、右からの上手出し投げ。浮かせた左足が着いたところに土俵がある、というところが、老練さ。

栃ノ心は、低く頭で当たったが、高見盛はすぱっと二本入り、一気に寄り切った。この差し身のよさは、高見盛にしかできない。この人の異能ぶりが出た一番。

豊ノ島は、立ち合いからうまくもろ差しになったが、把瑠都は両上手をがっちりとって、外四つでもまったく苦にしない表情。
豊ノ島は相手の上手を切る場面もあったが、それを取り直されて、最後は把瑠都の右からの上手投げにつぶされた。

琴奨菊栃煌山は、栃煌山が二本のぞかせたが、琴奨菊は左右からきめて前に出た。栃煌山、いまだに全敗。気力が感じられない土俵ぶりだが、負けが混んで気力が落ちるのは、プライドの裏返しか。

日馬富士鶴竜は楽しみな取組。日馬富士としては、安心できない嫌な相手だ。
しかし、今日の日馬富士は、鶴竜に入らせず、突き起こしてそのまま勝負をつけた。こういう相撲がとれるのに、2敗とは。琴奨菊戦はともかく、阿覧戦が悔やまれる。

千代大海は、立ち合いから流れよく突いて出て、そのまま勝負を決めた。千代大海本来の相撲だった。上位初挑戦の阿覧としては、何もできなかった。致し方ないところか。

琴光喜豪栄道は、琴光喜が突っ張って右四つ左上手。上手から投げで崩しておいての寄り切り。途中攻めに出る遅さは見られたが、流れとしては一方的だった。
豪栄道も右四つの相撲なのだから、終始受けにまわったこの展開は、いくら格上の大関が相手とは言え、やや策がない。

魁皇豊響は、魁皇が立ち合いに差せず、豊響に押されたが、いなして突いておいてから思いきりよくはたいた。決していい相撲ではなかったが、この荒っぽさも魁皇の魅力と言えなくもない。

琴欧洲が、今日もいい内容の相撲。今場所の琴欧洲は、バタバタしたところがなく、安定感がある。立ち合いすぐに右差し。旭天鵬の方が先に上手をとり、頭をつけられる場面もあったが、まったくあわてることなく、左からおっつけて上手をとると同時に相手の上手を切った。投げで崩しながら引きつけて前に出た。
引きつけて腰を落として出る格好が非常によかった。

朝青龍岩木山は突き合いの相撲となった。
もちろん突きの相撲がとれる朝青龍だが、今日は余裕なし。岩木山に押しこまれる場面の連続。最後ははたきでかわしたものの、地力に大差がある岩木山相手にこういう相撲になるのを見ると、考えさせられる。

白鵬稀勢の里は、稀勢の里が通じなかったという一番。
立ち合いまず離れ、左から白鵬の右をおっつける。稀勢の里としては、横綱の体勢を崩しておいて優位に組みたかったのかもしれないが、結局はおっつけきれなかった。
白鵬は応戦しながら、おっつけられてもすぐまた右をのぞかせ、相手をよく見ながら、動きの中で突き落として決めた。白鵬は相手を本当によく見ている。